山と溪谷社<br> ヤマケイ文庫 ニッポン博物誌

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山と溪谷社
ヤマケイ文庫 ニッポン博物誌

  • 著者名:矢口高雄
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 山と溪谷社(2020/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635048798

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内容説明

矢口高雄画業50周年。名著復活第一弾!
大自然の掟を厳粛に描きだす感動のドラマ集。
矢口高雄の隠れた名作『ニッポン博物誌』の初の文庫化! 730ページ以上の大ボリューム。

限りなく美しい日本の自然!
だが、その美しさの陰には、食うものと食われるもの、栄えるものと滅びゆくものの、あまりにも厳しい大自然の掟があった!!
しかし、悲しみにいろどられた争いのなかには、われわれ人間を深い感動の世界へいざなうドラマがある。
大自然のなかで懸命に戦い生き抜く動植物と、その生命の厳粛さを見つめた矢口美学の結晶。
全20編一挙収録。待望の文庫化。

第1話 ムササビ(空翔ぶ風呂敷)
第2話 バチネコの夢
第3話 カラスと老人
第4話 ケダニ先生奮戦記
第5話 マタギ犬“ノラ”
第6話 アオの寒立ち
第7話 カジカの夏
第8話 イタチビラめぐり
第9話 マルカケの銀次
第10話 バッケ
第11話 鷹の翁
第12話 ピヨちゃん
第13話 サルカ三十文
第14話 ホタルこい!
第15話 おやじ騒動記
第16話 納豆ロード
第17話 白髪太郎
第18話 イワナの恩返し
第19話 底なし沼の極小トンボ
第20話 市助落し

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

34
動物と人間の関係は色々ありますが、この作家が描く狩るもの狩られるものの描写が子どものころは苦手でした。今もすべての描写に納得がいくわけではありませんが、農薬の問題、銃による全滅も危惧されるような狩猟などへの視線は自分も共感できました。どの話も辛いけれどサルの話は特に辛かったなあ…。あと、この人のお話って女子はホント、わき役よね~。2023/02/12

剛腕伝説

8
日本の四季折々の姿や大自然に生きる動物を描いた短編集。著者の小さな頃の思いでや、見聞きした話を元にしたフィクション。 釣り、昆虫採集等々の話はどこか懐かしい。 小さい頃、近くの川や池で釣りをした記憶や、虫捕りを思い出した。2024/09/16

セルジオ肥前

1
釣りキチ三平以外は余り読んでなかった。存外に残酷な結末が多くて驚いた。わたしもそうだったが、むかしの子供は辛い物語に耐性が有った気がする。2021/09/24

安部農丸

0
白髪太郎の話が好きで何度も読み返している この手の話では以外なことにyoutubeで自作テグス再現をしてる人はいないみたい?2023/04/24

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