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内容説明
“eスポーツ”が注目され始めた現代。プロゲーマー・安曇野蓮の元に、eスポーツ科が新設される私立白郷学園からスカウトの声がかかった。ゲームで勝つこと、ゲームでお金を稼ぐことを信条とする蓮。自分の生き方に悩む、ゲーム初心者の神崎真代。ここに集まったのはくせ者ばかり！ 激動のeスポーツ業界を駆ける、青春群像劇が幕を開ける。あの名作『東京トイボックス』シリーズ、待望の最新作！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
10
１５歳ながら海外のeスポーツチームで活躍する安曇野蓮。チームのＭ＆Ａによって、契約解除されてしまう。そんな時、eスポーツ科が新設される私立高校からスカウトを受け、サポートをしてくれていたソヨンと共に、その高校に入学する事になり…朝日新聞の土曜読書ページで紹介されていたのを見た時は「えっ、新装版でも出たの！？」と『東京トイボックス』と勘違いしてしまいました。前シリーズからは仙水と、ゲーム「サムライキッチン」が登場します。プロゲーマーの知名度も徐々にあがってきてはいますが（続く2020/09/07
コリエル
6
タイトルからわかるようにトイボと世界観を同じくする続編と言っていい。今度の主人公たちは高校生で、ゲームを受け取る側。何のためにゲームをやるのか、作るのかということは前作である程度語ってある。今度はよりプレイング特化で子供を主役にすることで、ゲームは人生を捧げる進路となり得るのかを語りたいのかな。月刊ペースの連載ならば、この連載が終わる頃にはまたeスポーツの環境も変化しているかもしれない。2020/06/10
毎日が日曜日
5
★★★2021/04/09
プロムナード
3
最高！ すべては無駄かどうかじゃない、真剣かどうかなんだ！ これはまさしく「（大）東京トイボックス」の魂を受け継ぐ正統な続編ですね。新入生挨拶のシーンを筆頭に、「くっそ楽しかったんですよ」とかの青春ドラマ的盛り上がりもど直球で、とにかく熱い。主要キャラもすごくいい。なんていうか、魂が。好きという情熱による一点突破、大好きです。2020/07/12
らっこ
2
ゲーム制作会社を舞台にしたトイボックスと同じ世界観で描かれるプレイヤー側のお話。既にプロとして活躍していた蓮とゲームを触り始めたばかりの真代がメインに進んでいきます。ジャンケンの三すくみの話が出てたけど、突き詰めていくとどんな勝負も読み合いになるんかなとも。今回も面白そうなので期待してます。2021/04/18
