やつるぎ村 ――忘れたくない忘れられない物語

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やつるぎ村 ――忘れたくない忘れられない物語

  • ISBN:9784862399656

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内容説明

小学生時代の体験をもとにマンガ家歴40年の山田ゴロが小説に初挑戦。一読すれば悪人になれなくなる一冊。

昭和30年代初め頃、小学生ゴロは両親や姉とともにやつるぎ村に暮らしていた。並外れてわんぱくなゴロは、いたずら好きな友だちやいとこ、人助けをいとわない愛情たっぷりの両親、そして周囲の村人たちがおこす事件に次々と巻き込まれていく。貧しい人も金持ちの人もみんなやさしかった。大人も子どももみんな役割を持って生きていた。家族そろってご飯を食べて、テレビもマンガも一緒に見ていた。60年前の日本の姿がよみがえる。ペーソスあふれる短編小説22編(テキスト11万字 挿絵67点)。

【著者】
山田ゴロ
マンガ家、兼、怪談師。
本名、山田 五郎(やまだ ごろう)。
岐阜県羽島郡八剣村(現:岐南町)出身。
1952年12月23日生まれ。
高校卒業後、中城健太郎氏のアシスタント、石ノ森章太郎氏の弟子をへて、1972年『人造人間キカイダー』でデビュー。石ノ森章太郎原作のコミカライズを数多く手がける。
Japan Macintosh Artist Club(J-Mac)代表。公益社団法人日本漫画家協会所属、一般社団法人マンガジャパン所属、デジタルマンガ協会事務局長。

目次

プロローグ/世界の中心の文化は遅れていた/金券/かかし/手紙/開かずの間/花/注射針/紅葉/よるなの家/クリスマス/家/死に目/さよなら/ガブリ/朝顔の観察/さよこ/ゆきちゃん/放火/ワニの剥製/歌は世界を救う/やつるぎ村をちょっと離れて/金魚鉢の底の涙/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

unichin

3
昭和の山村で幼少期を送ったゴロ少年の物語。フィクションが入っているという事ですが、登場人物全てのキャラに愛おしい目線が感じられ、読了後、この村人たちとのお別れがとても寂しかったです。リズミカルな文章も秀逸。続編が読みたい。2020/06/22

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