内容説明
浅田次郎の大人気旅エッセイシリーズ第4弾。
100万ドルに値する体験をした!“浦島太郎が食べたご馳走と、滅多に会えない織姫と彦星の恋の行方に想いを馳せる”表題作ほか、爆笑と感動と法悦の極上エッセイ集。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」文庫化。
<BR※この作品は過去に単行本版として配信した『竜宮城と七夕さま』の文庫版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
78
JAL機内誌SKYWARDに連載されている浅田氏のエッセイをまとめた本。いつもこれが楽しみで、離陸前に読んでしまう僕である。そしてこれを全てを読んでいる程のフライト数は当然ない。この連載は、早や10年余連載が続いている。内容はどれも面白い。そして久しぶりの飛行機出張の機内(ANAでしたが)で殆どを読みました。氏のいろいろな考えやライフ、並びに機知に触れられ楽しい。そして、そうか、2000年式ディムラ―(ジャガー)にお乗りなんですね、お似合いです。2020/06/19
yamatoshiuruhashi
58
JAL機内誌に連載された随筆集。作家の日常、何を考えているかがわかって面白いが、これも作家の性を考えると虚構かも知れない。 とはいえ面白かった。ギャンブル狂いも、その金額の大きさは客観的に判断できるものではなく、自分の使える金額の範囲内で、自分が納得して、他人・家族に迷惑かけないなら、「ギャンブル依存症」とはならないのだ、とハタと気づく。2023/07/17
ちょん
34
初めての浅田さんエッセイ‼️ニヤニヤ笑わせていただきました✨浅田さんってこんな人だったのか、と新たな発見、ますます好きになりました。人の名前が思い出せなさすぎる「誰だっけ」が笑えて笑えて仕方ない✨2020/12/19
スリカータ
21
機内誌の連載なので、テーマは旅が多い。浅田次郎さん、国内外色んなところにフットワーク軽く出かけられていて、自由な外出がままならない今日の読み物としては良い気分転換になりました。文章のテンポも良いです。2021/01/19
rokoroko
18
エッセイ集。旅に関するものがおおいのは機内用の雑誌に書かれたものなのか。浅田氏は神田で育ったので私の愛する駿河台や古本屋の話はとても懐かしい。昭和は遠くなりましたね2022/09/14