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内容説明
衰退した魔術師の家系に生まれた少年・奏丈は、祖母の家で起動した魔術礼装により、大戦只中の帝都へ跳ばされてしまう。そこで奏丈は大戦の裏で行われていたもう一つの戦争──『聖杯戦争』に巻き込まれて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
23
「斬り合いの最中に名乗る馬鹿で助かりました」(剣士と呼ぶにはあまりにも、華奢なその身に浅葱の羽織を纏い刀を振るう姿は、白い肌と相俟って・さながら雪椿の様であった)。積読消化。現代の高校生・赤城奏丈(かなた)は衰退した魔術師の家系の最後の一人だった祖母の遺品整理中、奇妙な砂時計にうっかり魔力を込めてしまった事から昭和20年の帝都へと迷い込む。そこは折しも若き日の祖母・藤宮九十九が臨む「聖杯戦争」の只中、渦中へと横入りする形で「七騎の英霊」の「セイバー」を召喚してしまった彼の戦いを描く(以下コメ欄に余談)。2021/12/13
レリナ
23
昭和20年帝都を舞台に新たなFateが幕を開ける。まさかこんな形で新たなFateの幕開けを見ることができるとは感激。セイバー対アーチャーの戦いの激しさがよく伝わってきた。今後二人がぶつかり合いことになれば、戦いは激しさを増すだろう。戦いに不慣れな赤城はこの帝都で生き残っていくことができるのだろうか。バトルシーンは言うまでもなく一流。この聖杯戦争を最後まで描いていくに相応しい。昭和20年にタイムスリップして、聖杯戦争に巻き込まれることになるとは、赤城も不運というか不幸というか。どんな結末になる。次巻に期待。2020/06/03
しぇん
20
高画力で書かれる帝都聖杯奇譚。ノッブも沖田さんが高画力でシリアスに活躍してるとは……。まぁノッブは日本で召喚されたなら最強でもおかしくないはずですヨネ2020/06/04
わたー
17
★★★★★かつてコンプティークで連載していた、経験値先生による俺の考えたサイキョーの聖杯戦争、帝都聖杯奇譚。それがまさかリメイクされるなんて……人生、何が起こるかわからないな。第二次世界大戦下の帝都にタイムスリップを果たした主人公が、自身の祖母である少女とともに、だんだら羽織りのセイバーを召喚。原作のエッセンスを残しつつも、新たに語られる物語は非常にクオリティが高くて面白かった。返り血にまみれて佇むセイバーがカッコいい。2020/06/03
じお
11
★★★☆☆ FGOは未プレイなので色々と不安だったが、読んでみればやはり楽しい(?)聖杯戦争。年末特番とかぐらいでしか知識が無いが沖田さんもノッブもギャグの人から、ドシリアスなキャラとストーリーに、ノッブはヒラコーみがあるわ…。沖田さんのキャラはちと分からんが、まぁ良く悪くも普通のセイバーというか青セイバー+人斬りマシーンみたいな中身。ストーリーは中々面白い、平行世界の可能性が微レ存。アイス食べて喜ぶ仕草と血まみれのラストシーンが実によろしい、セイバーには五月蝿いですがこのセイバーも推せる…!2021/01/06