内容説明
日本酒はおもしろい。
「獺祭」旭酒造会長
桜井博志氏推薦
「すきなものを飲めばいい」
痛快ですね。ここまで書いちゃって良いのか?
でも、この著者は優しい。
あれは、17年前。
時給がいいという理由だけで働きはじめた居酒屋で、日本酒をたったひとくち飲んだこと、それがすべてのはじまりでした。
ある日突然、日本酒に魅せられて、明けても暮れても、日本酒のことばかり。
そんな著者が、日本酒の味、たのしみ、醸造工程、歴史、現在、そして未来など、様々な角度からその魅力に迫り、
あらためて「日本酒って、いったい」と本音で向き合った、日本酒 “偏愛”たっぷりの痛快エッセイ集
【目次】
はじめに
第1章 日本酒について考えていること
第2章 じっくり、つくられる
第3章 むかしの話
第4章 日本酒の今
おわりに
本書で紹介した酒蔵
著者おすすめの酒販店リスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっぱaaua
41
山内聖子氏は前著「蔵を継ぐ」に続き2冊目。日本酒愛に溢れていますが、日本酒初心者には難しい内容になっているので注意です。日本酒について、造り方、歴史と今という視点で著者の思う事を書かれたエッセイ。賛同することが多かった。日本酒なんて嗜好品。美味しいと思ったものを健康には配慮しながら好きなだけ飲めば良いのに、日本酒ファンって蘊蓄(自分に取っては必要のない)を語ってきたり、マウントをとるモノが多くてゲンナリすることが多いのよね。~続く~2022/06/27
くりきんとん99
31
今年になってから突然日本酒好きになった。でも何を飲んでいいのやら〜ということで手にした1冊。結果、やっぱりよくわかんないんだけど、でも筆者の日本酒への思いは十分にわかった。2025/02/09
tom
24
ワインは、熟した実をつぶして発酵させる。ワイン造りの基礎はとても単純らしい。日本酒も似たようなものだろうと思っていたのだけど、この本を読んで仰天。日本酒造りは、最初から最後まで苦労の連続なのだ。恐ろしく手間のかかるものだった、加えて、劣化が激しく、ずさんに管理していると、悲しいほどにまずくなる繊細な飲み物。長年、日本酒を飲んでいて、初めて知ったとばかり。お勉強になりました。申し訳ないけれど、私はウイスキーを飲む。日本酒を飲むのは、ほんのときどき。美味い日本酒がどういうものなのか、いまいち分からないのです。2020/08/30
たろさ
14
日本酒の作り方について、一般的な日本酒の本と違いあちこちの蔵元さんの話を交えて進むので面白い。生酒や無濾過と書いてあるものを特に好んで飲んでいたがこれからは色々試してみるのも良いかなと。日本酒好きなので「焼酎も日本の酒たがら日本酒」と言われるのは違和感がある。日本酒はハードルが高いと思われてるのも勿体ない。新政のNo.6は酵母の番号から?2020/11/28
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
7
私が読みたかった「初心者向けの最初の一冊」ではなかったなあ。でも、「夏の生酒には要注意」、「日本酒度は甘辛の目安としては問題あり」等、お役立ち情報あり。何より読んでて、「日本酒飲みてー!!」ってなります。/「国の名前を冠した酒など、日本酒の他に聞いたことがない」「焼酎だって日本のお酒なのに、なぜ清酒だけが日本酒と呼ばれるのか?」言われてみれば。/海外で製造された日本酒!チャンスがあれば飲んでみたい!2020/07/31
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