日本経済新聞出版<br> プロフェッショナル経営参謀

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日本経済新聞出版
プロフェッショナル経営参謀

  • 著者名:杉田浩章【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2020/06発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532323424

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内容説明

先の読めない「ポスト・コロナ」の時代こそ、参謀の出番だ!
BCG日本代表が贈る、次世代リーダーへのメッセージ。

未来がまったく予測できない今、経営トップも意思決定の難しさに頭を悩ませている。
そんなトップに対して、違う視点からの問題提起を行い、議論を活性化させ、
時には周囲と衝突しがらも、より質の高い意思決定へと導いていくのが、
いま求められている「経営参謀」の仕事だ。

戦略コンサルファームとして数多くの企業の意思決定を支えてきた
ボストン コンサルティング グループ(BCG)の日本代表が、
経営参謀の果たすべき役割を分析し、明らかにしたのが本書である。

センスのある参謀とない参謀は、なにが違うのか。
筋が良さそうなロジックが、途中でつまずくのはなぜなのか。
なぜ、突然議論の方向性がトップのひとことで変わってしまうのか。
精鋭を集めたはずのメンバーにもかかわらず、停滞してしまう原因は何なのか。
いつまでたっても議論が積み上がらないのはなぜなのか。
そのとき、参謀は何をすべきなのか。

数々の現場で参謀たちと仕事をし、また自らも参謀的な役割を果たしてきた
著者だからこそ書けるノウハウや心得を具体的に説明。
企業からの依頼で参謀向けの研修や講義も多数行っており、
その経験も本書に盛り込まれている。

真のプロフェッショナルとして、そして未来の経営トップとして
読んでおきたい1冊である。

目次

第1章 経営参謀の仕事とは何か?

第2章 センスのない参謀のケース
   --典型的なコケる10のパターンからの学ぶ
   
第3章 課題と論点の見立て
   --解くべき課題を設定し、潰していくべき論点の粒度と秩序を見極める
   
第4章 意思決定シナリオのデザイン
   --意思決定のメカニズムを読み、プロセスを組み立てる

第5章 議論の誘発
   --考えさせられる材料と質問の突きつけで刺激する

第6章 参謀としてのセンスに必要な能力

第7章 明日からでもできるトレーニング

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人工知能

9
コンサルとしてありがたい本。特に心に残ったのは「いいね、そのまま進めておいて」と言われ続けると良くないという話と、意思決定に関わりかつ固有の論点を設定する(作業のための論点とは異なる)という話。前者は、とにかくプロジェクトの前半で炎上させてナンボ、そこで議論を巻き起こすことで意思決定に繋げていくこと、それも踏まえて後者は制約やトレードオフが関係していたりAかBのどちらか一方を迫る論点であるべきということが重要と理解した。これらを意識しつつ、上の方や専門家の方と議論を深めていくことにより進化していきたい。2020/06/12

しゅー

5
★★★丸善に並んでいた高松智史さんの推薦図書のうちの一冊だ。色々読んでみたけれど本当にあの人のチョイスはアタリが多い。本書は(当たり前と言えば当たり前だが)同じボストンコンサルティンググループである内田和成さんの著作と相通じるものがあった。また最近本で読んだ「ネガティブ・ケイパビリティ」が経営参謀に必要な能力として紹介されておりうれしくなる。読んできた本と本が次々につながっていくのも読書の大きな楽しみのひとつである。さらに本書の図表は本当に良い。コピーしてノートに切り貼りして折にふれて見返すようにしよう。2023/10/04

hiyu

4
たとえ経営参謀と呼ばれる立場にならなくとも、似たような意見やシチュエーションは無論生じうる。その心構えだけでなく、実践的な方法論も含め参考になった。そして変化に関する言及は至極当然のことを示しているとはいえ、それへの苦手意識を持つ身としては非常に刺さる内容でもあった。2023/05/01

フレイム

4
若手のコンサルタントにはいいかもしれない。ノウハウ、ハウツーの類ではなく、全編に漂う精神論。 自分が納得いかないことや違和感を覚えたことは妥協せずきちんと対処すること。スケージュールは逆算して考えること。完成していなくてもいいからスピード感をもって発信すること。会議では気づきを与えること。 特に目新しいものはなかったと思いますが、仕事の基本の重要性を説いてくれる良書です。2021/04/03

uta

4
議論すべき論点と構造化(ディシジョンツリー) 0.スタート地点の設定。前提条件として確認することしないこと。そもそも論のどこまで戻るか戻らないか 1.論点の幅出し/視点を広げる。気になること、仮説、疑うこと。「なぜ」もあれば「何を」もある 2.論点の潰し込み/順位づけ、論点の順番/上位、下位の見極め。 3.論点の掘り下げ。目的、インパクト/ゴール、方法論の幅出し。「例えば…」 4.論点の再設計/意思決定に向けた組み直し。シナリオが、オプションとして統合化。2020/10/06

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