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内容説明
その未来を「確定」するか「確定」しないかは、あなた次第――。20年以内の“未来の1日”に行って帰ってこれるお店「空日屋(うつろひや)」。その不思議な店を訪れ、未来を垣間見、決断を迫られることになった人々の、様々な人間模様と選択を描くオムニバス・タイムリープ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
「〝うつろひや”です 20年以内のお望みの未来の1日に行って帰ってこられる そういうお店です」顔もはっきりしない、怪しい男(だと思われる)に声をかけられて、話に乗った 人々は、望む未来の日へと向かう…『とりぱん』の人が、こういう作品を描くんだ、と驚きました。タイムリープもので、最大滞在時間は24時間、〝あなたが来なければ起こらなかった”はずのことをする(ただし、必須ではない)、その1日に行けるのは1人だけ、未来の物を持ち帰れない、未来の自分と出会ってはいけない(続く 2023/04/14
ヒロ
4
「とりぱん」のほぼ、ほのぼの日常マンガとはテイストの違う連作短編。未来のある一日へ行くことができたら?その未来を確定するも、変えるもできるとしたら? 作者らしい詩情もみせつつ苦かったり、爽やかだったりする話が描かれる2020/06/24
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
一番に宝くじのこと考えるわ2020/11/08
K
0
20年先まで好きな1日を選んで未来に行けるというSF設定。 さらにその未来を確定するかどうかを選べるというオムニバス形式で基本的には本人の希望通りというか望んだ形の未来を形作るきっかけになってる。 いくつか条件がある中での「未来の自分と目が合うと対消滅する」というそれが発動するお話がどこかでくるだろうなと覚悟しつつ読み進め…やりきれないしんどい因果のお話もあれど、人の痛みや恥の感じ方は他人には想像でしかないのを痛感しつつもう少し他人に優しく在りたいと思う。2022/06/23