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内容説明
昭和は「激動の時代」であり、平成は「激変の時代」だった。
著者は、令和は「激震の時代」と予測する。世界ではポピュリズムが蔓延し、自由な世界秩序をリードしてきたアメリカはルールメーカーとしての役割を放棄した。さらに第四次産業革命の中で中国が台頭し、中東、朝鮮半島では平和が脅かされ、欧州は政治混乱の状況にある。令和は今までにない世界秩序の混乱状態から始動したのである。
本書では、令和時代にどのような政権が生まれ、誰が総理大臣になっても、避けては通れない特に重要な17の政策問題を取り上げ、それぞれの問題の背景にある構造と、具体的な対応策を示した。これらの17の課題の改革に早急に取り組まなければ、日本の将来は極めて厳しいものになる。逆に、日本の潜在力を信じてこれらの課題に果敢に挑戦すれば、日本の将来は決して暗いものではない。改革を通して、日本は世界に対し、重要なベストプラクティスを示すことができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
17
私は、竹中さんは日本を崩壊させた一人という印象が強く彼の考えを理解できないので本屋にあった著書を衝動買いしましたが、やはり根拠がよくわからない上に論理的な話ではないように感じました。2021/12/05
くらーく
2
内容はごもっともだと思うけど。別に著者2名だけが言っている訳じゃ無いし。令和時代が何年続くか分からないけど、宿題なんてもらったときにすぐに回答して、家には持ち帰らない物じゃないの。個人的には宿題って、高校生までで、正解がある問題を、授業以外にやるみたいな。課題とか問題と言うならまだしも。まあ、教科書を作っている東京書籍だからかねえ。この辺に、東京書籍の問題をみるようだな。ぜひ、本書の宿題11を解いて、範を示して欲しいね。 宿題6のBIのために借りたのだけど、ちょっと消化不良。BIは格差対策なのかな?疑問。2023/03/08
Kazuo Ebihara
2
令和時代に解決すべき政治、経済、社会面の 17のテーマについて解説。 目新しいテーマは皆無。 竹中教授ご自身が進めた改革の自慢話と、 既存利権と政治家と行政の不都合な関係を指摘。 規制緩和や民間の活力導入と云った甘言を弄して、 いまだに米国企業の便宜を図ろうとする。 竹中屋、お主も悪よのう。2020/09/27
ハグリジュン
0
★★★★ 勉強になる。既得権益者が害になっていることがあまりにも多い。2024/09/05
Go Extreme
0
日本の官僚機構:世界で突出して強かった 橋本内閣:官邸主導の行政 事前規定型vs事後チェック型 土日・夜間議会 地方分権の原則:受益と負担の一致 自治体の3層構造:中央政府・道州政府・基礎自治体 特別行政地区・東京 ベーシックインカム・7万円/人・月→8兆4千億円 ペイ・フォー・サクセス:サービス部門のコンセッション デジタル歳入庁→社会保険料の未収皆無 記者クラブ廃止→切磋琢磨・質向上 2020/06/14