STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

  • ISBN:9784910063072

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内容説明

◎読者が選ぶビジネス書グランプリ2021(グロービス経営大学院+flier 主催)マネジメント部門 第5位 入賞!
投資家(VC)が起業家から聞き出し、 経営学者と体系化した「成功の原則」を初公開!

17人の起業家たちへの直接インタビューから作成した26のケーススタディを収録。
体系化された「知識」と、生々しい「実践」の往復によって、事業立ち上げの「定石」が見えてくる。

<ロングセラー! 5刷出来>
取材先のスタートアップの中から、「BASE」「ヤプリ」「ビジョナル」が続々上場!(2021年3月時点)


今まで、ゼロから事業を作り出すノウハウは一部のベンチャーキャピタル(VC)と起業家の間でのみ共有されていた。
本書は、「そのノウハウをこれからの起業家のために共有したい」という著者の提案に賛同してくれた先輩起業家たちの協力によって生まれた「次世代起業家のためのバイブル」だ。
スタートアップで働く人はもちろん、大企業の新規事業担当者からも「スタッフ全員に読ませたい!」と大反響!

登場する起業家(順不同・敬称略・現在は退任している場合も含む)
赤川隼一 (Mirrativ)
赤坂優(Pairs)
有安伸宏(サイタ)
庵原保文(Yappli)
梅田優祐 (SPEEDA)
倉富佑也(ココン)
山田進太郎・小泉文明(メルカリ)
佐藤裕介(hey、フリークアウト)
鶴岡裕太 (BASE)
中川綾太郎 (MERY)
福島良典 (グノシー)
古川健介(nanapi)
堀井翔太(フリル)
堀江裕介 (クラシル)
松本恭攝 (ラクスル)
南壮一郎 (ビジョナル)

本書に登場する 「成功の原則」
・アイディアよりも戦略よりも、重要なのはやり切る力である。
・起業家に「原体験」は必要ない。だが、優れた起業家は誰よりもその事業について知るための努力をしている。
・顧客の「声」をインタビューで聞かない。「行動」のみを追跡する。
・価格が定まった広告のみに頼らず、誰も気づいていない顧客獲得方法を発明する。
・ベンチマーク企業のKPIをありとあらゆる方法で調べ、自社と比較する。
・投資家へのプレゼンでは次の9点を伝える→市場/課題/解決策/競合優位性・差別化/ビジネスモデル/トラクション/事業計画/資金/チーム

巻末には特別付録「起業家たちの直接回答アンケート」も収録。

この本でしか語られていないエヒ?ソードはたくさんある。 普通のインタビューでは教えてくれないことも、筆者の投資家という立場を悪用(?)して裏話を聞き出した。 本書はたただのケース集ではない。 (「はじめに」より)

目次
第一章 アイディアを見つける
第二章 最初の仲間を集める
第三章 プロダクトを作り、ユーザー検証する
第四章 ユーザーを獲得する
第五章 資金を調達する
第六章 起業するということ

読者コメント
・自分が創業から得てきた知識がシンプルに1冊にまとまっていた。これから起業する人は絶対に読むべき。
・最新の起業家たちの実際の経験談と、論理的な整理・体系化が行われている。起業のバイブルといえるだろう。
・日本の最新の起業家に特化した事例本はありそうでなかったので、参考になることが多い。
・これからビジネスをつくっていく過程で、何度も読み返したいと思えた。
・やっぱりスタートアップは最高だ!

目次

第一章 アイディアを見つける
第二章 最初の仲間を集める
第三章 プロダクトを作り、ユーザー検証する
第四章 ユーザーを獲得する
第五章 資金を調達する
第六章 起業するということ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

16
この本を読めば読むほど起業したくなるかというと、逆に「ここまでしないと成功の可能性すらないのか・・」という絶望的なモノ。起業家へのインタビューで一番気になったのは、組織作り関連。仲間との離反、信頼関係の喪失、おそらく「こんな筈じゃなかったのに」と何度も自問したことだろう。でも実際、規模が大きくなると一番のイシューは組織運営、マネジメントだと思う。起業家に必要なもの:高い目標+得意なことをやる+諦めないと最後に著者は語る。こんな本が日本でも出版されるような時代になった。起業家よ出でよ!僕も少し考えてみる。2020/11/24

ta_chanko

10
「起業のリスク」なんてない。何度失敗しても、成功を求めてチャレンジし続ける。具体的な顧客のニーズ・具体的な課題の解決を目指して、検証を続ける。自分より優秀な仲間を集め、カルチャーを創り、自ら雑用をこなす。新しいアイデアにこだわり過ぎず、既存のサービスも大いに参考にする。投資家とは密にコミュニケーションをとり、誠実に接する。あきらめなければ、道は拓ける。2020/09/14

ぶう

6
とにかく起業家たちの熱量は凄まじい。自分の信じた事を実現させるために、目標に向かって一直線で突き進んでいく。若いうちに、そこまでして打ち込めるものを見つけられた事が羨ましいと思うと同時に、無難なサラリーマンをやっている自分がとても惨めに思えてしまう。 シード期のスタートアップは、とにかくやることが多く、いろいろな経験を濃密に経験せざるをえない。普通に就職したのでは学べない多くのことを身につけられとんでもなく成長できるであろう。 これからの日本も若い人が誰でも起業にチャレンジできる社会になっていってほしい。2020/10/20

Yohei

5
ベンチャー起業家の成功事例を集めて成功へのエッセンスをまとめたもの。 ①海外との接点→多様な価値観から生まれるサービスのタイムマシンや修正モデル創出。②過去に失敗事例→現状を常に改善PDCAの場として未来へ繋げる。③メンバーとビジョン共有、新メンバー選定→自立したプロ意識とセクショナリズムの排除。 社内ベンチャーは難易度が低いと言われるが、成功確率はむしろ低い。一企業があまねくベンチャーと対等に戦うのであれば、一社員のチャレンジに依存し応援するのみでは質量とも生ぬるい印象。2021/11/25

たくみくた

5
13冊目。採用競合することが多いベンチャーについて知れたらと思っていたが、若干意図とはズレた感じ。アイディアの見つけ方を「過去、現在、未来」のフレームワークで考えること。ミラテイブ赤川さんの採用時の質問(人生どうですか?、闇の部分はありますか?)。「仮説→行動→成果」を通して戦略を形成していくなどが印象に残った。2022/04/03

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