内容説明
図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。品行方正な彼女がめがねを外し、きわどい服を着るのは、退屈な人生を変えるためにどうしても資金が必要だから。このことが知れたら、町中が大騒ぎになるだろう。そんなある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片想いをしているタイラー・サヴィジだ。町の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美しいウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔のまなざしで、「俺が欲しいのはきみだよ」と言ったのだ。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
南部の田舎町で、大おば二人に厳しく育てられた女性が、新車を買うために酒場でバイトをし…憧れの男性にドカンと惚れられるというお話です。他愛もないロマンスなんですが、女性三人の窮地を救ってはどんどん愛されていく男子と、男性が人生にいるのも悪くないな、と思いはじめるかたくなだったおばあちゃまがとてもかわいいです。女子の言えなかった秘密をさらっと冗談で流してあげる男子のふところの広さが素敵でした。2003年出版。2022/03/26
harutamano
6
コミックスもかわいいけど、こっちの文庫の表紙もいいな。セクシーなウェイトレスは、田舎町の図書館司書だったのです…!2020/09/02