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内容説明
普通の日本、普通の東京。ただごく少数の人間が「バカ」という化け物に突然変異し駆除される世界。クラスでも孤立しがちな女子高生・須永文子は、そんな「バカ」の画像を集める奇矯な趣味の持ち主。想像力がすべてを変える。新鋭が放つ傑作SF第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TaHi
4
面白かった!この感じのSF漫画は大好き!バカになってしまう仕組みはまだ十分に明かされていないが、設定とストーリーは大変魅力的だった。特殊能力を持ってしまった人々が普通な人たちに追い込まれるストーリーは東京喰種や亜人に通じるところもありながら、そのシリアスなストーリーを石黒正数ようなポップで親しみやすい絵で描かれる事でバランスが良く好感が持てた。2020/06/28
やちえもん
3
Kindle無料版。突然「バカ」と呼ばれる物体を出すようになった人間が処刑される。「バカ」がなぜ生まれるのか、「隠れバカ」が集まり、何を企んでいるのか。何だかよくわからなすぎて気になる作品ではある。2021/06/19
新天地
2
「バカ」を呼ばれる突発的に現れる超能力者とその彼ら彼女らが引き起こす現象「ノイズ」、「バカ」を駆除する国家権力に、さらに「バカ」を弾圧する一般の人々が描かれる。「バカ」になる人々は誰しも生きていく上での望まずにはいられない願望や心の偏りがあって、また生まれ持った業や原罪のようなものまで感じ、「ノイズ」は読者側の世界の何を戯画化したのかとふと考えてみたりもした。「バカ」になってしまった主人公の文子の人に迷惑をかけたくないための努力と孤独が痛いほどわかる。2020/07/11
祐樹一依
1
【○】咀嚼しづらい。バカは死ななきゃ治らない。擬態型のノイズ。進化と共存。ネーミング。2021/07/04