大正デモクラットの精神史 - 東アジアにおける「知識人」の誕生

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紙書籍版価格 ¥6,160
  • Kinoppy

大正デモクラットの精神史 - 東アジアにおける「知識人」の誕生

  • ISBN:9784766426465

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内容説明

1910年代後半、東アジアにおいて「知識人」という社会集団が輪郭をあらわすようになる。吉野作造を中心とする学術団体「黎明会」の面々や、河上肇、朝河貫一ら大正デモクラットが、ナショナリズムに目覚めはじめた中国知識人たちとどのような思想的交流を展開したのか、そして小泉信三、高橋誠一郎といった「オールド・リベラリスト」たちが、どのような「理想」をもって戦後改革に参与したのかを生き生きと描き出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

17
本書に登場する大正デモクラットは、吉野作造、福田徳三、河上肇、堀江貴一、今井嘉幸、朝河貫一、小泉信三、高橋誠一郎。「黎明会」の活動を契機に東アジアの知識人との繋がりが広がり、特に日中の思想家が密接に交流した実態を描いている。交流が途絶えた要因の一つに日中の知識人のキリスト教に対するスタンスの違いをあげており、これは参考になった。◆胡適と日本人の交流に関する部分で、ジェローム・グリーダーの『胡適』の内容を確認したかったのだが、図書館本のため手元にない。図書館本に依存しているとこういう事態によく直面する。2020/11/17

kure

0
東アジアにおいて1910年代から1920年代にかけて新たに誕生した「知識人」階級の日中間の交流について主に扱っている。結論でも記されているように、大正デモクラットの中国の知識人との交流は従来見逃される傾向があったが、本書ではこの文脈においてあまり注目されていなかった人物らの国境を超えた交流についても十分に研究されていて興味深い。2020/06/11

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