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内容説明
正しい答えを手にするための鍵は、正しい問いにある。MITの世界的イノベーティブシンカーが、いま問いが必要とされる理由と、職場や地域や家庭において状況を打開する問いの効能について語る。問いを次々と生み出す環境やテクニック(クエスチョン・バースト)についても解説し、世界の課題のためにどのように問いを向けるべきか、そしていかに未来の問い手を育てるかにも言及する。「問い」研究のすべてを明かす話題の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
16
【ビジネス書】良質な問いを自ら生み出そうと努力するよりも、他者から正しい答えと思しきものを教え授かろうとしてしまう自分への戒めとして購入。問いが生まれやすい組織には心理的安全性が保障されており、それがチームの成功と一番強い相関がみられるという内容については、自分の今の職場の働きやすさと重なって腑に落ちた。「ものごとの見方は一つしかない。誰かが別の視点からどう見えるかを示してくれるまでは」というピカソの言葉から、対話と読書の重要性を再認識した。2022/05/16
山のトンネル
9
p320〜読了。前半未読。エピローグ「自分に何を問うか?」において、著者は誰しも自分自身の「要の問い」を持っていると語る。この「要の問い」を意識しているか、していないかはその人次第である。しかし、私は人生に意味を見出している人は、この問いを意識し、修正を加え続けているのではないかと考える。先日、『コンセプトのつくりかた』を読んだが、コンセプトの運用においては、コンセプトそのものを問うことの大切さが終章あたりに記載されていた。要の問いは、自身のコンセプトを問うことと言い換えることもできるのではないだろうか?2021/01/22
人工知能
9
固定観念を突き崩す問いこそが革新を起こす。イーロンマスクの第一原理思考やグラッドウェルの成功した人物像ではなく人生のプロセスを問う視点など、どの角度から問うていくかが大事で、優れた問いは人を引きつけ、意欲を掻き立てる。時にはハッとさせられる問いも。経営学を専攻してオールAを取得していた学生に対する最後のテストの問いが「この建物の清掃を担当しているのは誰か。彼女は何という名前か」この問いによってどうすれば頭角を現せるか、ではなく、会社の成功は誰の働きによるもので卓越してもらうには何が必要か、と意識を改めた2020/06/13
摩周
3
「イシューからはじめよ」を読んで人生が変わった私にとっ、大好物なタイトル。「問いを立てると間違いを認めやすい」って面白い考え方。「正しいと思っている時は問いを立てにくいもの」本当にそう?問いに対する視点を増やしてもらいました。2021/05/12
玲
3
・言われていることに反対の立場を取り、正しいか検証 ・知らないことを知らないを明らかに ・思考の枠組みを捨てる ・真実を問い、そこから推論 ・自分と関わりあることに励む ・成長マインドセット:初心者だからここにいる ・答えより問いだけを考える→掘り下げ ×解決策、前置き ・態度・行動・習慣 ・自分の正しさを疑う ・不快さから ・真剣に耳を傾ける、聞いて学ぶ ・待ち時間もつくる ・あなたがここにいる意図は? 2020/06/07




