内容説明
さみしさを抱える現代人へ。一流商社を退職後、ひきこもり生活を送った経験を持つ哲学者が、自分を救ってくれた「哲学」から、本当の孤独とは何か、そしてどう向き合うかについて伝授する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベイマックス
77
沢山の友人がいるけど一人の時間なのと、ずーと一人の時間なのと違くない…? P74~P75に吉田兼好「徒然草」の島内裕子さんの現代語訳がよかった。後は、P159「他人のことを気にしない」 P196「孤独を楽しめないのは、常に誰かと競争しているからだといっても過言ではありません」 P201「認められるより自分が何がしたいか」 など、現状の自分の立ち位置で響いた言葉がいくつかあったので、タイミング的にもいい本との出会いでした。2025/10/19
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
21
豊かな人に時間に拘束されている人はいない。まず自分と向き合わないと2020/05/22
えいなえいな
17
孤独が好きで、孤独になりたいといつも考えているのですが、年々仕事で付き合いが多くなり一人になる時間が少なくなってきています。いっそのこと全てを投げ捨てて孤独になってしまおうかと迷ったりもしてしまいます。いつもそんな事を考えているので孤独と書かれている本があると読みたくなってしまいます。やはり孤独は素晴らしいものですね。2020/06/20
ただぞぅ
9
孤独と感じるかは気持ち次第。一流商社を退職後、ひきこもり生活を送った経験を持つ著者が「哲学」の観点から孤独との向き合い方について語っている。人生は団体戦でなく個人戦。人と群れているだけでは成長しないこともある。やりたいことに時間を注ぎ自分と向き合うことはポジティブな孤独といえる。言い換えれば孤独にならなければ成し遂げられないこともある。本書ではポジティブな孤独をより有意義にする3M(マイスペース、マイスペース、マイピース)を提唱している。一人の時間、場所、心の落ち着きがあってこそ本当の自分がみえてくる。2024/11/24
VENA
6
孤独の有用性について哲学的な観点から力説している本。哲学といっても平易な言葉で書かれており、非常に読みやすい。またこの著者は大手商社で働いた後、一度フリーターになり、そこから公務員を経て哲学の教授をやっているという異色の経歴を持つ人であり、明らかに普通とは異なる人生を送っていることから説得力があった。本の後半ではニーチェやフロムをはじめとした数々の哲学者の孤独についての言葉が解説されている。こういった言葉に触れると、未婚の中年の人が「寂しい」と言っているのは修行が足りないのだろうと思わずにはいられない。2025/12/14
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