内容説明
母から子へと綿々と受け継がれ,人間の全細胞数の数十倍もいると言われる腸内細菌.その新たな働きが,つきつぎと明らかにされている.つくり出した物質が神経やホルモンをとおして脳にも働きかけ,さまざまな病気や,食欲,感情や精神にまで関与する.あなたの不調も攪乱された腸内細菌の働きによるのかもしれない.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
7
つまみ読み。メンタルヘルス不調を考える際、脳だけでなく腸を見る(身体を見る)視点も大事だと改めて思った。でも、腸と脳の関係は、まだ明らかになっていないことが多いのね。2022/11/24
おおきなかぶ
2
注目のリーキーガット・シンドロームが出て来た!2018/04/01
バーベナ
2
最近、腸内細菌の研究がどんどん進んでいる。腸の総面積ってテニスコート一面分だと思っていたら、実はその10分の1だったことにまず驚き。そこに、脳と同じくらいの重さの腸内細菌が住んでいるらしい。まだよくわかっていないことも多いけれど、腸内細菌が『身体』『心』に深くかかわっていて、入れ物である私はどうやら操られているみたい。ちなみに、人種ごとに飼っている腸内細菌が違っていて、日本人は、スウェーデンやフランス、オーストリア人と似ているらしい。何故よ?2018/01/08
メイロング
2
待ってくれたまえ 専門用語の洪水をワッと いっきにあびせかけるのは。英語の長文で知らない単語が累積していって、なんについての文なのかさえわからなくなる感じ。最新の研究はこんな状況です、というのはなんとなくわかりました。それを踏まえて、日常生活をこんな感じで革新してはどうか。という、ためしてガッテン的な地に足のついたアドバイスがあったらなあ。2017/12/12
takao
1
脳が第2の腸2018/04/09