ポプラ文庫ピュアフル<br> 執筆中につき後宮ではお静かに 愛書妃の朱国宮廷抄

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ポプラ文庫ピュアフル
執筆中につき後宮ではお静かに 愛書妃の朱国宮廷抄

  • 著者名:田井ノエル【著】/友風子【イラスト】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • ポプラ社(2020/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591164723

ファイル: /

内容説明

小説家を目指す娘・青楓(ただし才能は皆無)は、自分の部屋を持てて引きこもれる、という理由で後宮入りし、日々執筆にいそしんでいた。ある夜、原稿応募のために出歩いていると、謎の襲撃者たちに遭遇する。間一髪のところを助けてくれたのは、この国を統べる皇帝だった! 創作活動でムダに蓄えた知識を買われた青楓は、執筆の平穏を条件に、後宮で起きた不審死事件の真相を掴むべく、囮になることを命じられるが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

75
新刊。面白くて一気読み!正直言えばもちろん甘さが欲しかったんだけど(笑)、青楓の確固としたブレのないキャラも、紅劉のしっかり者だけど拗れもしっかりしてて(笑)子どもっぽいところもある性格もその他脇を固める魅力的なキャラたちもみんな好き。金国キャラの読み方難易度高すぎだけど…笑 後宮事件を解決するミステリ要素もあり。青楓、能力無双過ぎ!優秀過ぎる!でも小説は本当つまらなさそうで笑える!(そこに50頁割く?的な…笑)碧蓉とのやり取りとか、声に出して笑ってしまったところも何度かありました。続編を待ちたいです!2019/12/31

よっち

49
自室に引きこもれるという理由で後宮入りし、日々執筆にいそしむ娘・青楓。謎の襲撃者たちに襲われたところを皇帝に救われ、愛憎渦巻く後宮の陰謀に巻き込まれてゆく中華風ファンタジー。皇帝から後宮の不審死事件の真相を掴むべく協力を命じられた青楓は意外と才色兼備なのに価値観がズレていて、自分を雑に扱う彼女を新鮮に感じる皇帝との距離感はこれからな感じでしたけど、個性的な上級妃嬪たちにも振り回され、複雑な想いを抱えながら事件を解決に導く青楓のありようがなかなか印象的で面白かったです。これは続巻を読んでみたいと思いました。2019/12/28

hirune

48
流行りの後宮もので軽いミステリー、貧乏貴族で身売り同然に後宮の妃の端くれに加わったけど、実は小説家として執筆して暮らしたい女性が主人公。大家も高級妃たちも宦官も官女たちもなかなかに個性的で面白いです。特に主人公の青楓は運動関係は壊滅だが、頭の回転が速いし独学型の天才で 知識は豊富だし 何をさせても優れた結果を出すが、唯一やりたい小説を書くことだけは才能がないのが皮肉で可笑しい😅楽しく読了しました☆2021/03/18

ぐっち

42
小説を書きたいがために後宮で引きこもっているヒロイン。最初はありがちだなーと思うものの、ヒロインが執筆のための博識を生かして事件を解決したり、皇帝がだんだんヒロインに執着していく過程も納得度高い。さらに、そこまでして書きたい小説がポンコツすぎて、思わずこっちまで突っ込んでしまうのも楽しい。地味なストーリーだけど、続きも出るとよいな。2019/11/16

nishiyan

26
小説家志望の青楓が創作活動を継続したいが故に妹の代わりに後宮に入ったもののある襲撃事件に巻き込まれたことから執筆三昧の日々が一変してしまう中華ファンタジー。青楓は創作のために蓄えた知識量は半端なものではないものの、自称天才作家(文才?)という少し風変わりなキャラクター。そんな彼女が愛憎渦巻く後宮で起こる難事件に挑む姿はミステリーの趣き。濃すぎる後宮の人々の中でも桃花は愛らしくて良い。二人のやりとりは物語の重要な部分でありながらもほんわかさせられる。また青楓に雑な扱いをされる皇帝との関係は…。次巻が楽しみ。2019/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14597856
  • ご注意事項