内容説明
歌舞伎ビギナーさんに贈る、
これまでにない新しい視点の歌舞伎案内本!
――この本には『歌舞伎を五感で楽しむ方法』が詰まっています。
私は歌舞伎役者なのに、歌舞伎のエンターテインメント性がこれほど豊かだったのかと今更ながら気づかされました。ぜひ、歌舞伎見物のお供に!……松本幸四郎
本書は、歌舞伎ビギナーさんに贈る、歌舞伎のあらゆる楽しみ、ワクワク感がギュッと詰まった、これまでにない新しい視点の歌舞伎案内本です。
チケットの取り方やチラシの見方、当日のタイムテーブルから観劇のマナーまで、初心者にはなかなかわかりにくいところをおさえつつ、劇場グルメ、スイーツ、ファッション、お土産、劇場周辺のお散歩案内などなど、お芝居以外のあらゆる楽しみにもスポットを当てて、たくさんの写真やイラストで紹介しています。
もちろん、歌舞伎を観るうえで最低限知っておきたい基本知識も、たくさんの劇場写真とともに紹介。
さらに、歌舞伎にまつわる全国の行事の解説も!
ワクワク楽しい小旅行のような歌舞伎見物へ、本書を片手にぜひ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
油すまし
40
「知識ゼロからの歌舞伎入門」と比べると、こちらは旅のガイドブックに似ているような感じ。スイーツ、食事、お散歩マップなど紹介されている。歌舞伎から生まれた色と柄、路考茶、團十郎茶、梅幸茶など初めて知る色でした。歌舞伎座の前を歩くたび、一度観てみたいと思うだけで日が過ぎてしまったけれど、コロナが終息したら行ってみたい。中村吉右衛門さんがもう観られないのが淋しいけれど。2022/11/20
くぅ
18
楽しかった。歌舞伎座の地下は地下鉄の乗り口になっているから木挽町広場は歩いたり見たりしていますが、思い返せば去年は1回も銀座に行かなかった。ここ何年か、歌舞伎役者さんが凄く頑張っている印象があり、その木挽町広場をぷらぷらしていたせいもあって、勧進帳くらいしか知らん私もちょっとは勉強したいなぁと思っている歌舞伎。宣言ってほどじゃないけど、今年は積んでるシリーズものを2組くらい読みたいのと併せて歌舞伎についての本も読みたいのだ。さてこれは歌舞伎についてだけでなく、劇場周りの地図や出かける際の着物の楽しみ方、→2021/01/14
魚京童!
17
一回くらい行かないといけないと思うけど、よくわからんからなー。2019/10/05
うさっぴ
8
歌舞伎は見たことないのですが、気になって読んでみました。写真が豊富で、何となく歌舞伎とはどういうものか分かった気がする。歌舞伎はとても奥深いと思った。2020/02/01
やぶき
4
最近になって歌舞伎を観るようになったのだけど、初心者として。 堅苦しいことはほぼ語られてないだけに軽く楽しみながら読める。 この次に、定番演目や技についての予備知識いれたいんだけど、何に手を伸ばすべきか悩んでるので、そんな道筋(おすすめの本とか)があるとよりよかったなぁ。2022/08/13