内容説明
お金のトリセツから、仕事の極意、認知症の笑い飛ばし方まで――。
『笑点』最年長の天然キャラとして国民的に親しまれている木久扇師匠が贈る、驚きと感動の生き方指南本!
・生まれてきてシメたな
・瞬間的にいいなと思ったほうを声に出す
・過去よりもいま――細胞なんて毎日生まれ変わる
・老いてこそ賑やかなところに住もう
・ストーリーがお金を生む
・「今日も得したな」って機嫌よく生きる
・「ものごとは数字だ!」田中角栄の教え……etc.
立川談志、春風亭柳朝、林家正蔵をはじめ、エノケン、手塚治虫、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎らとの珠玉の思い出話も満載。
座右の銘は「人生は入金だ!」のリアリスト。前例にとらわれず、直感にしたがって動き、「選んだ道を正解に」してきた木久扇流の生き方が、混迷の時代に、光を投げかける。
芸能生活60周年記念に贈る、〈明日を生きるのが楽しくなる〉名言が濃縮された一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
26
全般に金に執着しているようにみえるが、それを人との付き合い方や価値的に生きるコツに昇華しており、頷けるアドバイスも多い。年の功だろう。2021/06/06
Nazolove
18
笑点ファンとして(笑)、購入した作品。 木久ちゃんのなんて中身軽いんじゃねーなんて思ってたら、意外に元気付けられた作品であった。 やっぱりバカは表の顔で裏ではめちゃくちゃ考えてる方なんだな、と思わず推しを変えてしまいたくなった(笑)(永遠の腹黒師匠派であったが。) まさか知らない間に80にもなってたとは改めて時の流れに驚いてしまった。 自らのいまわのきわすらも笑いに変えてしまいそうな師匠、苦しまずにどうかピンコロでお亡くなりになってほしいななんて思った(笑)(師匠失礼しました)2020/06/03
nishiyan
11
「笑点」でお馴染みであり、今年で高座生活60周年を迎えた林家木久扇師匠の人生論。「人生」、「仕事」、「家族・子育て」、「お金」と場面で活かせる言葉が詰まっている。第5章「人間について」では木久扇師匠がエノケンを筆頭に一時代を築いたスターとの交流が語られ、一つ一つの出会いが師匠を形作っているのがよくわかる。それにしても八代目林家正蔵師匠との逸話は何度読んでも笑わされる。正蔵師匠のお金の使い方というのは興味深い。それが縁で木久扇師匠が正蔵門下に入るのだから面白い。お金との不思議な縁を感じる師匠である。2020/06/13
Inzaghico (Etsuko Oshita)
9
古い人だし(御年83歳!)、時代錯誤的なところはなきにしもあらずだし、相当自慢も入るけれど、さすが一流の噺家と思わせるところも多々ある。「動物的な触覚を鈍らさない」「”抜け駆け”が勝ち」などなど。生きていてこそナンボなのである。最近、周囲から言われて強く納得したことがあるのだが、「お参りではあれもこれもと頼まない」。まずは感謝を述べてから、お願いごとは強く願うものをひとつだけ。2020/05/22
じんべえざめ
7
○【書評】クタクタになるまで1日を充実させればいい。人生は広げたまま終わらせていい。心に沁みる言葉たち。2020/10/03
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