内容説明
ネオンの光輝く花屋に舞い込む仕事はトラブルも一級品! 人の悪意の声が聞こえる桜木優吾は、家庭の事情で住む場所も居場所も失ってしまう。偶然たどり着いたのは新宿歌舞伎町。そこで夜だけ開く花屋の店主・蓮に拾われ、同居しながら店で働くことに。安心したのも束の間、やってきた客はヤクザの組長。その依頼は香典3000万を運ぶこと!? なんと蓮は、花と一緒にどんなものでも届ける運び屋でもあったのだ! おかげでホストや不良少女、悪意を秘めた刑事といったワケアリな人たちが続々訪れ、賑やかでトラブルだらけの日々を過ごすはめに……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きたさん
11
思いの外読みやすかった。恐らく日常の謎に分類していいだろう、軽いミステリ要素のあるブロマンス系キャラ小説。「人の、内心で思った悪意が聞こえる」という能力を主人公が持っているので、もっと悪意に満ちて苦しむ様を見せられてしまうのかと思いきや、危険はありつつも全体的にほっこりな内容で、終始穏やかな気持ちで読めました。2021/01/24
はじめ
1
つらい過去がある上に、人の悪意の声が聞こえてしまうのに、すごくお人好しで人を信じようとする主人公と、そんな主人公に人の醜さを教えようとする花屋のイケメン店主の組み合わせがなかなかいい。連は優吾に人への期待を捨てさせようとするけど、実際は自分こそが優吾に気づかないうちに期待してたんじゃないのかなー。2025/11/23
てったん
0
なかなか良い小説でした。人の悪意が聞き取れるとめちゃくちゃしんどい生き方をしないといけないと思いますが、まさかラストで、なんで蓮の悪意が聞こえないかの理由がわかったときは、それはないでしょ、と思ってしまいましたが、人と優しく接することは大切です。 ということをしっかり教えて頂きました。2022/06/13




