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内容説明
父が認知症になった! それなのに運転免許を絶対に手放そうとしない父。もうちょっとで火事を出しそうになったり、病院で大暴れをしたり。気付くと部屋は血の海で、その中、驚愕の姿で佇む父……。これはもう、事件簿としか言いようがない! バブル期にOL生活を送り、自由を謳歌してきた著者が、独りで認知症の父と向き合うことに。人が変わってしまった父と娘の毎日をコミカルにつづった介護奮闘記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bapaksejahtera
11
認知症状を示した父母を送った長男の身として久々に身を入れて読んだ本。著者は単身の中年フリーの女性であり、ピック病を含む認知症の父を抱える。私には幸い強力な嫁である妻に後ろから付いて行っただけだし、認知症は添え物だった。本書に比べれば安穏に、両親共94歳まで世話できたのだから幸福だったのだろう。しかし医者や福祉施設問題、親類との葛藤等他人事ではない。読メの読書も私自分が標題のようにならないための予防策であるのだが、認知症随伴疾病となればひとたまりもない。多少小康を得た著者の父君の様子、是非続編も期待したい。2021/09/16
チョビ
2
教育者だった父親の理不尽な弱り方に対応する筆者と父親の人間臭さをどこまで冷静に読めるかがこの本の鍵だ。これを見てたらパピィの異常行為なんてへーでもない、あれが正気なんだから。ただし驚くはこの本が書き下ろしではないこと。筆者が四六時中父親のことを考えていたことを物語る。…施設には簡単にいれられないこの現実、辛い!2022/10/30
まこ
2
父が認知症になった日々が綴られている。人格まで変わったように見える父との毎日は、時には心がどしゃ降りになったり、どよんと曇ったり…。それでも愛情を感じられることにホッとしました。実際問題として、国の制度等知っていたら役に立つお話もたくさんあり、介護世代の私にはどんぴしゃりでした。2020/10/10
コパン
1
症状は違うが、認知症の親を介護する日常が自分と重なり…特に【介護の話は人を選ぶ】と【患者の家族の癒しになる医師は得難い】のエピソードは自分のことを書かれているのかと思った。 でもなぁ。どちらもあくまでも他人。最後は自分しか親を背負えないのかなぁと少しまた追い詰められたような気もした。 この著者もこの本で、自らの癒しを求めている気もする。2020/10/03
こりーぬ
0
知ってみると、『あの発言や行動は認知症なのかも……』そんな風に気付きを得られた。 作者の心情を察すると、とても大変だわと思え、いざ自分がその立場になったらどうなのか、とそうなる前からストレスを感じずにはいられなかった。 行政のサービスを知って、上手にやりくりしていくことを体験談を通して紹介してくれる。いつかの自分に役立つはず。2024/09/24




