内容説明
体はツライけど、心はシャンと生きるのだ。
毎日を切り開く痛快エッセイ!
「何いってんだ、この、すっとこどっこい!」
あまりに身勝手過ぎる男に言い放つと、彼は泣き始めた――。
〈狼が羊の皮をかぶっている〉と称された群さんの一刀両断ぶりは健在!
小鳥の雛の命を救ったり、買い物大好きな母のために仕事に励む。
人にも動物にも優しく、今日も前向きにけなげに奮闘する、痛快エッセイ。
※この電子書籍は1999年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫新装版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
50
思わずクスリと笑ってしまいそうな群さんの日常。ただ母親への愚痴が酷くて、そこが気になってしまいました。2020/09/01
るぅく
13
昔のエッセイの新装版。再読。新装版に寄せてのあとがきで現在の状態を読むと、(とはいえ、最近のエッセイを読んでいると知っていることなんですが)家族っていうのは、なかなか難しいもの、やっかいなものでもあるのだな、と思う。2020/07/07
cochonnet
3
群ようこさんのエッセーは やっぱり最高!2021/02/14
あーさー
1
中古で定期的に購入している、群ようこさんのエッセイ集。群さんならではの筆致が楽しいです。今回は、小鳥の雛「チビタン」の話がとくにお気に入りでした。2024/02/02
Koji Hozumi
1
作者の日常を綴ったエッセイ集。 一つ一つの終わりに、クスッと笑っちゃいます。 ただ、母親へのグチがひどいです。。。 それと、人気作家さんは、お金をたくさん持ってることを知りました。2020/07/01