内容説明
中華風の異世界に来てしまった気象予報士、葉月。街で傘売りをしているところに役人から春分祭の天気を読んでほしいという依頼が。安請け合いしてしまったけど、失敗すれば打ち首……って、そんなの聞いてないよ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
16
気象予報士の女性が、中華風異世界にトリップする話。あっちゅう間に一年経ったというので、その辺を物語らないのは、少女小説だからかなあと思ってたら、最後のエピソードが爽快に終わらなくてモヤっとさせられたり、天気予報がテーマなのは新鮮なんだけど、そもそも日本の天気予報がそのまんま通用する異世界なのかとか、こんな時代背景なら、天気を予報できるって、かなり重大な能力じゃないのか?とか、いろいろ頭を抱えた読書でした。もうちょっと活かしようがある設定だよね、たぶん。2020/05/24
あさい
0
Kindle Unlimited。お天気お姉さんをしていた主人公が、突然異世界転移させられたものの、お天気お姉さんをしていた時期に身に着けた雲を読んで天気を視る技術を買われてお役所に連れて行かれたりしつつ、なんとか頑張っていこうとする話。あんまり能力チートっぽさはなく、なんなら初回で大失敗をしてしまったり等もあるけれども、それでも頑張っていて良かった。ただ、瑚珀がどこで葉月に惚れたのかよくわかんないなあ。なんか気付いたら守るようになっていた印象。とはいえセコムほどやっきになってる感じでもないので好き。2024/08/06