司馬遼太郎 旅する感性

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司馬遼太郎 旅する感性

  • 著者名:桑島秀樹【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 世界思想社(2020/05発売)
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  • ISBN:9784790717393

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内容説明

日本各地や朝鮮半島に日本人の祖形を探り、アイルランドやオランダ、そしてアメリカに文明の起源をたずねた司馬遼太郎。『街道をゆく』をつらぬく独自の感性を解き明かし、行き詰まった現代社会のその先まで見晴るかす、新たな歴史風景論。

目次

まえがき
序 章 司馬遼太郎の感性哲学
第一部 欧米篇――市民と文明の意味を問う
第一章 極西の島国から世界を眺める――「愛蘭土紀行」
第二章 ビジネス文明の誕生――「オランダ紀行」
第三章 移民のつくるアメリカ文明――『アメリカ素描』「ニューヨーク散歩」
第二部 東アジア篇――鉄・馬・古墳にみる文化往来の夢
第四章 半島と島の相互交流史――「湖西のみち」「韓のくに紀行」
第五章 日本海=出雲文化圏としての広島―「芸備の道」
補 章 司馬の見残した火山の風土――群馬・渋川金島のみち
終 章 いま『街道をゆく』を読み返す理由

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

30
司馬遼太郎の「街道をゆく」にインスパイアされた、文学研究者の論考。司馬さんと同じ道のりを辿る事で彼の思考の深さ、歴史的文学的想像力の逞しさに感動する筆者。それは、感性に他ならないとも語る。司馬愛に満ち溢れているのは良いが、これなら自分で久しぶりに原典を読んだ方がよかったかも‥‥。その方が自分の感性との違いなどを感じられそうだ。2020/06/22

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