電撃文庫<br> アンフィニシュトの書 悲劇の物語に幸せの結末を

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電撃文庫
アンフィニシュトの書 悲劇の物語に幸せの結末を

  • 著者名:浅白深也【著者】/日下コウ【イラスト】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2020/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049131963

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内容説明

“主人公”募集。そんな怪しいバイト募集の張り紙に惹かれ、謎の美女が主を務める洋館を訪れた平凡な高校生の輝馬。
 雇い主である彼女に促され手にしたのは、読んだ人間を眠りに誘い本の世界に引きずり込むという特別な本“アンフィニシュトの書”だった。
 物語の世界で憧れの主人公になり、可憐なヒロインと出会った輝馬。しかしある夜、彼女は殺されてしまい――。
 主人公だけが物語を幸せな結末に導けることを知った輝馬は、彼女を救うべく再び本の世界へ。はたして彼は物語の謎を解き、ヒロインを幸せにできるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒瀬 木綿希(ゆうき)

116
面白かったです!【主人公】に憧れる少年が見るからに怪しい謎の美女から胡散臭いバイトを持ち掛けられ、不思議な本の世界に入り込んで物語のハッピーエンドを迎えるために同じ日々を繰り返すループもの。 わがまm…天真爛漫な女の子に振り回される男どもという図式はラノベの王道ですが、ミステリ風味の先が気になる展開と見方によってはハッピーにもバッドにも感じられるエンドが個人的に好み。本とリアルの世界・シリアスとコメディを交互に挟むことで間延びした印象も受けず、続いて欲しいシリーズだと思いました。2020/05/17

オセロ

37
本の中に入った主人公がヒロインを幸せにする為に奮闘する物語。 本の中で起きている事件を主人公目線で推理するのはなかなか面白かったですね。 本の結末は何とも言えないものでしたが、現実世界では塞ぎがちだった主人公が前を向こうとするラストにはグッとくるものがありました。 続刊が楽しみです。2022/01/31

まるぼろ

36
自分に自信が無く主人公に憧れていた高校生の小樟輝馬は、「主人公募集」と言うバイト募集に怪しいと思いつつもそれに応募するが、職場である屋敷で不思議な本を読まされ…と言うお話です。とても良かったです。最初は主人公に憧れつつも才能も無いと諦観していた輝馬が、アリアと接し、救いたいと思う様になるまでの変化も良かったですし、肝心の物語の結末もまた…、ハッピーエンドとは何かと考えさせるいいお話だったと思いました。アリアの物語と輝馬の成長と言う意味で綺麗に纏められていますがぜひ続刊して続きも読ませて欲しいと思いました。2020/05/29

まっさん

35
★★★☆ これはまた評価が分かれそうな作品。主人公である少年・輝馬は、ある日”主人公”募集という怪しいバイト募集の張り紙を見付ける。怪しみながらも興味を惹かれた彼に紹介されたバイトの内容は、とある書物の世界に入り込み、このままではヒロインの死というバッドエンドを迎える物語の行方をハッピーエンドに導くという突飛なものだった。戸惑いながらも物語の中に入り込んだ彼の目の前で、自らと親交を重ねたキャラクター達が次々と死んでいく。果たして彼は彼女達をハッピーエンドに導く事が出来るのか…!!というような内容で進む→2020/06/07

稲荷

34
軽い気持ちで手にした本だったけど、すごくよかった。"主人公として本の中に入り、ヒロインをハッピーエンドにする"という設定と、それを成功するまで繰り返すのがゲーム的で楽しめた。続編に期待!2021/01/03

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