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内容説明
頸部の怪我がきっかけで医療に興味をもち、日本の大手銀行を退職し、米国の邦人向けクリニックに転身。その後、中国・広東省の総合病院で勤務し、「中西結合医療」の最前線で多言語を駆使する日々を過ごした著者による、誰でも今日から始められる《超・実践的》な現代の養生術。病を未然に防ぐ治療家として、また人気鍼灸院の院長として、そして子供を持つ母、冷え性に悩んだ一女性として、あなたの心と体にそっと寄り添う《簡単セルフケア》を提案・紹介する。
目次
第１章 100歳で元気をめざす大人の養生術
第２章 老化と東洋医学
第３章 疲れをためない養生術
第４章 十二時辰養生 ～若さを保つ２時間ごとの養生術～
第５章 認知症と寝たきりを予防する養生術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小紫
9
東洋医学からの養生法を色々と紹介してくれる一冊でした。やや総花的な感じもなきにしもあらずですが、五臓六腑とは（本当は六臓だ、とか）何か、またどんな働きがあるのかを大まかに知ることができます…というか、私のような素人には十分でした（笑）。1日の時間ごと（朝昼晩、とか）にケアすべき体の場所も覚えておいて、気がついたらやってみたいと思います。特に、耳のマッサージは簡単なわりに効きそう。ちょっと残念なのは、イラストが素朴すぎて（苦笑）もうちょっと練度が上がった絵だったらなぁ、ということでしょうかね。《図書館》2020/07/14
たっきー
8
東洋医学に基づいた臓腑を整え、老化をできるだけ遅らせる養生術の紹介。2時間ごとに活性化する六臓六腑の特性を活かした「十二時辰養生」が参考になる。感染症対策には免疫力を向上させることが大切だが、そのためには「ケ」の食事を腹7〜8分に抑えること。ご馳走や食べ過ぎは臓腑に負担がかかることに加えて、体が満足すると免疫系が不活性化する。注意しないといけないな、と感じた。2020/11/29
くるみ
2
健康寿命を長くするために、中国の東洋医学を参考に、養生の仕方を学ぶ本。養生とは、病気になる前に予防をすることと解釈しました。具体的には早寝早起きをするや、体が冷えている時はあたたかくしてくれるものを食べるや、ツボを押すや、朝ご飯を多くして昼夜と少なくしていくや、ケの日の食事を大事にするなど。陰陽五行説についてはもっと易しく書いてある本を読んで勉強したくなりました。2022/12/31
むりかもまるがお
0
しっかり読んで取り入れたらいいのかも。2020/08/10
