内容説明
高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送るが――。
現役トップアイドルが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた感動の青春小説!
著者が親友たちへの想いを綴った「あとがき」に加え、雑誌連載時のカラーイラスト全18点を特別収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベイマックス
83
どうしても、作者の顔が浮かんでしまう(笑)。◎読み始めは、言葉の選択や比喩などに、なんだろう? 硬さなのか、初々しさなのか、他の作家の真似をしようと馴染んでいないのか、なんだかそんな感想を抱きながら読み進めていました。(たぶんに、作者がアイドルという先入観だと思うけど)でも、少しづつ、文章のリズムがつかめ、スイスイ読んでいけました。◎心理描写にもう少し深みがあるといいかな。特に『くるみ』の。2020/05/14
nemuro
58
40代半ばから転勤が頻繁となり道内各地を転々。それでも振り出しの網走はないだろうと思い込んでいたらさり気なく辞令が出され吃驚。実に30年ぶり。先輩・後輩や知人との再会を喜びながらも案外業務に忙殺されていた、そんな2013年の秋。翌日に月曜日を控え誰しも気分が沈みがちな日曜日の深夜に偶然観たのが「乃木坂って、どこ?」(TVH/テレ東系)。たしかシングル曲は『バレッタ』で2期生の堀未央奈がセンターだった。それ以来の乃木坂46ファン。等身大な姿に元気をもらっている。順調に文庫化されたのかと、それだけで感慨深い。2021/07/05
ぷりけ
43
アイドルが描くアイドルの物語。文庫化を機に読了。ちょっとRPG感のある進行で、とっつきやすく読みやすい。終盤のアイドル観も、作者ならではだと思うので良かったと思います。ただし素人がここまで書けるってすごい、という以上の物ではなかったので、また自作に期待。同じ湊さん好きとして応援します。2020/06/30
ピロ麻呂
41
トップアイドルが書いたから売れたんだろな…あまり感想を述べると、炎上しそうなので(^_^;)アイドルを目指す主人公の性格が悪くて、自伝小説だと思って読む人にはイメージダウンになるのでは?2020/04/26
Kanonlicht
40
アイドルになる夢をかなえるため、近隣の高校から1人ずつ見こみのありそうなかわいいコをスカウトし仲良くなるという、計画的なのか無計画なのかよくわからない、力技アイドル成り上がりストーリー。雑誌の企画だったことを考えると、「乃木坂メンバーが書いた」ことに価値があるんだろうし、感想としては「よくがんばったね」が一番近い。メンバー間に生じる齟齬や芸能界の不自由さのようなものも描かれるけれど、微妙にオブラートに包まれていて、逆に闇が深い。アイドルとしては業界の裏側をあからさまに書くことはさすがにできないんだろうな。2024/10/15
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