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内容説明
経営者・管理職の必読書!! 人も、組織も、失敗上手が成功を手にします。
本書は、失敗を成功の糧にする「失敗学」のメソッドを凝縮した決定版。あなたの仕事に革命をもたらす1冊です!
※本書は2016年に小社から刊行された『本当に役に立つ「失敗学」』を改題の上、再編集したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zag2
27
失敗学の畑村先生の本ですが、見開きで左側に図解されているので理解しやすい印象があります。失敗は当然に起こるものなので、失敗に負けないこと。失敗したらくよくよせず、失敗の原因を分析して情報として共有すること。さらに失敗から学んだことにより、創造をめざすことなどを、実例を交えながら整理しています。これは手元に置いて、時々再確認したいかな、と思いました。2022/03/03
Nazolove
18
失敗、なんていうと私はなんだかしょーもないような失敗、なんでやってしまったんだろうなんて失敗多々あるなーなんて思いながら読んでいった。 ところどころでこの内容見たことあるなんて言う内容もあった。 今でも間違えて人間は覚えていく、なんていう教訓は胸に秘めているので今大きな失敗しないでちょっとしたミスばかりしてる私はまだ冒険心が足りていないのかな。 人間間違えてそこから学べる、なんていうこともあると思うのでこれからは逆に間違えたるぞ!なんていう気持ちで仕事をしていきたいなと思った。2020/06/12
はる坊
15
タイトルの通り、失敗について網羅的に書かれている本だった。 失敗が起こるメカニズムや、失敗から何を学びどう活かし創造するかという実践的なことまで、読みやすい文章で図を使って終始書かれており、非常に参考になった。 小さな失敗を繰り返すことで、想定外のことも対応でき、大きな失敗を防ぎ、成功を収めるとあり、これからそのことを頭に入れ、失敗=挑戦した証と捉え、様々なことにチャレンジし、失敗から多くのことを生み出していきたいと思う。2020/09/30
羊山羊
11
失敗学大全という名前ではあるけど、その実、失敗も含めた経験をもとに、どうやって物の設計を行っていくか、ということを図解で分かりやすく述べてくれる創造的な設計論の入門書。大全、という名前に期待したらちょっとずっこけるかも。創造的な設計のプロセスがよくまとめられていて、個人的な課題の解決の一助になった。本著で得たキーワードや解決策をたたき台にいろいろ挑んでみたい。 2023/09/29
jackbdc
6
著者は失敗学の大家。コンパクトに学び要素を盛り込んでおり飽きずに一気に読める。後始末や原因分析の話だけでなく、組織として失敗を創造に転換させる意思決定の話や、リーダーシップのあり方にまで射程を広げ論じる展開が面白く、真の人間理解に基づく示唆ある記述に感動。印象に残った点3つ、1.失敗からの回復:一時的な逃避や人に助力を求めると良い。2.失敗情報の特性:内部知識化を阻む沢山の要素にリアリティを感じる。3.失敗情報の伝達:電子的情報に依存するのではなく身体的に体得する事や風土文化に根付かせる必要性にも言及。2021/09/19