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内容説明
【警告! 常識人は決して読まないでください!】
常識を壊すから、アタマに効く!
「刺激と裏切りの本」ついに発刊。
「最近、行き詰まっていて……」
「いつものやり方だとうまくいかない……」
そんな人にはアートが特効薬になります。
AIの到来で社会に大きな変化があり、
さらに今年に入ってからはオリンピックの中止や世界的なウイルスの蔓延など
「答えの見えない難題」が次々に出てくる現代。
いままでのやり方で正解を積み重ね、
効率アップを目指してきただけの凝り固まったアタマでは、
必要な答えを導き出せません。
いま必要なのは、
これまでの常識を壊し、入れ替える「パラダイムシフト」の考えです。
アタマに刺激を与え、常識にくさびを打つ「アート思考」は
これからの時代、大いに役立つでしょう。
本書では、「そもそも、アートって何?」「アートって人生の役に立つの?」といった
「ふつうのビジネスパーソン」が抱く素朴な疑問を「アートの哲人」にぶつけ、
「アートの謎」を明らかにしていきます!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーびん
24
「先生...アートってなんですか???」で始まるアート指南本。私も現代アートの意味のわからなさにはお手上げだったんですが、“アートの概念の中には、「社会的に価値のあるもの」という意味合いは組み込まれていません” 新しい概念と無駄を楽しむことがアート?! “テイストや感性は積み上げ式のため意識すれば磨かれるもの。よって年をとってからの方が正しい”とのことなのでこれからはより美術展に通って美的感覚のアップデートに励もうと思います。“モテるためにアートは生まれた”は名言だし、ほんとそうなんだろうな。2020/08/14
アカツキ
12
アートの利用や効用を対話形式でやさしく解説した本。アートとは何なのか。目からウロコがポロポロこぼれっぱなしだった。実用性がない=アート、実用性がある=デザイン。哲学は実用性を持たない考えであり、理解されると学問になる。だからアートも哲学も現時点ではまだ実用性が見えていないだけ。純文学と大衆文学の違いもまた同じ。美術解説の本で下調べしてから美術館に行くのもいいけれど、この本でアート自体への理解を深めていくのも面白いと思う。2025/02/11
noko
6
アートとは常識をぶっ壊す工夫。今ある概念を壊す工夫。別に美しくなくても良い、エロでもグロでも不快でもアート。人の価値観を揺さぶるものであればアートの価値は高い。デザインとアートの違い。デザインはアートの枝葉。アートがボスでデザインは子分。デザインは人の生活に入り込む実用的。アートは人の生活から切り離されたもの。アートは太古の昔からあり、役に立つと思われたり、流派や建築、漫画、デザイン、浮世絵など具体的な名前が付けられるとアートから分離していくので、今あるアートはそれの残骸で、まだ名前がついていないもの。2025/03/29
にゃうぴょん
6
アートについてわかりやすく説明されてます。ちょっと見方が変わりそうです。2024/06/15
ヒコ
5
人の全ての営みの中で、実用性の生まれたモノに「建築」とか「工芸」とか名前を付けていって、まだ実用性が見付けられていない、残っているモノが「アート」というカテゴライズはとても腑に落ちるものでした。学問における哲学のようなものですね。★★★(三つ)2022/01/10