集英社みらい文庫 わたしたちのカノン ようこそ！ 音楽の森、星音学園

著者名：中村天音【著】/フライ【イラストレーター】

集英社（2020/04発売）

• ISBN：9784083213038

内容説明

ピアノが大好きな中学１年生・桐野結は音楽に力を入れる星ノ宮市で音楽をエネルギーに変える研究に協力することになった。天才チェリスト・美山奏。孤高のバイオリニスト・九能アキラ。個性的なふたりと同じチームになった結はチームに足りないものを埋めるため「ある方法」を提案するが…!?　感動いっぱいの青春×学園ストーリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とりじまカラス]

ピアノが好きなものの、母親からやめるように言われている少女が主人公。 主人公は母親に認めてもらうため『音楽エネルギー』なる新たな発電方法の実験に参加しますが……？ 合奏をテーマに、少年少女の成長が描かれています。 キャラが魅力的で、本当の意味での悪者は一人もいません。 とっつきにくいやつらだからこそ、心を開いてからの展開が熱くなる！ 実におもしろい作品でした。

2020/11/22

[二条ママ]

長女小３。独り読み。

2019/03/19

[菊地]

集英社みらい文庫を読むのは初めて読むけど、ルビの多さや版組はライトノベルよりももう少し低年齢向けといった印象。 「音楽に力がある」が本当に物理的な力だとは思わなかったので意表を突かれた。 気になる点は無くも無いけど、「Not targeted customers」の僕がアレコレ言うのも無粋だと思いますので僕は沈黙するのです。

2022/04/17

[まつだ]

いきなりぶっとんだ設定から入るなー。その設定の説明は柔らかく済ませて、とっと本題に入っちゃうのは叢書的に仕方ないか。九能くんがさくっと素直で、びっくりした。地の文と挿絵の食い違いが目立って、読んでて非常に残念な気持ちに。編集、ちゃんと仕事しろ。制服のスカートのデザインが超かわいいのは同意。

2017/03/17