内容説明
婚約者である王太子の陰謀により、冤罪で国外追放に処された令嬢・ツェレア。人里に居場所のない彼女は、『魔の森』へと足を踏み入れる。それから七年が経ったある日。ツェレアのもとを、魔王討伐パーティが訪れる。女神の神託によって彼女がパーティの一員に指名され、勧誘にやって来たのだ。しかし、彼女はそれを拒絶し、パーティの一人を痛めつけて送り返す。実はツェレアは女神や魔王と裏で結託しており、神託すらも彼女の企みの一端なのであった。狙うは自分を貶めた王太子の首。悪役にされた令嬢ツェレアの過激な復讐が今始まる――! 電子版には「ラナーと魔王」のショートストーリー付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
20
表紙が綺麗で購入。挿絵も綺麗だった。 物語は冤罪で追放されたヒロインが数年後に復讐する話。見捨てるどころか7年かけて鍛えた武力でやり返してるのが逞しい。真相はしょうもなかったものの、きっちり始末をつけて終わらせたツェレアが格好良くて大変宜しかった。2020/03/29
ホシナーたかはし
15
ただひたすらに復讐譚。なぜ婚約破棄されたのかそこに至るまでに何があったのか、少ししか語られておらず、時は満ち復讐する話しか書かれていません。でも確かに復讐者にとって過去の事は「どーでもいい過ぎた」事だと考えれば、この作品の形は当然なのかと。最近の、長いタイトル・復讐譚ものの中では一番良かった。2020/03/27
T
8
今から七年前。婚約者である王太子の自分勝手な都合により、国外追放に処された令嬢・ツェレア。これは長きにわたり機会を待った彼女の復讐劇。7年という長き積年の怨念を胸に、周囲の敵を殺しながら仇敵の首めがけてひたすらに突き進んでいく話。全編にわたって負の感情に溢れているが、物語のテンポが速く、サクサクっと読み進めることが出来たので、重すぎず軽すぎずで個人的にはちょうどよかったです。2022/06/01
ダリア
3
悪役令嬢が自力で国を壊すという物理破壊系ざまぁ、これはこれでスカッとする。女神と魔王が助力した時点であの国が潰れるのは確定か。ところで、読んでいて別作品をどうしても思い出してしまったのだが、特に主人公の剣技、同じ作家さんだった。ものすごく納得した。2021/05/06
tomoaoso
1
スラスラ読めるけど内容が薄く読み終わっても印象に残らない。 ラナーの過去が気になる。2022/05/09
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