惨事ストレスとは何か 救援者の心を守るために

著者名：松井豊【著】

河出書房新社（2020/04発売）

• ISBN：9784309249315

内容説明

災害時、被災者を救助する消防職員、自衛隊員以外にも医師や看護師、保育士、公務員などあらゆる人が深刻な惨事ストレスを受ける。その実態と対策を生々しい事例を交えて解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[プル]

気づいてしまった…私、相当数、抱えている人間で、自分に大丈夫って言い聞かせぎすぎ！

2020/02/13

[sayu]

惨事というものに関わることのあるご職業の方にはとてもおすすめ。消防、救急、自衛官、医療、ジャーナリストなどなど。 わたしは一般人（バイスタンダー）として読みましたが、それでも参考になるところはありました。

2020/12/25

[光桜由花子（みおうゆかこ）]

電子書籍で購入。自衛隊や消防士、被災地でボランティア活動をしているお客様と度々お会いする機会があるため、彼らの心に寄り添える人間になりたいと思い手に取った本です。災害の現場の内情が体験談として書かれていますが、自分にとっても心が痛む事例ばかりでした。彼らのメンタルを支えるには自分はまだまだ勉強不足だと思いました。PTSDの発症トリガーについて、これから深く学んで理解を深めたいです。被害者や被災者の御心が辛いのはもちろんですが、救援者、支援者のメンタルを支えられる人間を目指します。

2025/09/22