内容説明
仕事でもプライベートでも旅をすることが多い著者が、
初めての土地に行くと必ず足を運ぶ場所の一つが、その街にある素敵なカフェ。
老舗の喫茶店、植物や庭園が美しいカフェ、歴史的建造物を改装したモダンなカフェなど
色々あるけれど、それらに共通しているのはカフェの空間そのものが美しいということ。
美味しい飲み物やスイーツ、軽食も然ることながら、インテリアや建物、
そこにいる人々の空気感など、少しの非日常が味わえる特別な場所です。
国内外その土地によってカフェの特色は様々ですが、
冬が長い北海道では室内で過ごす時間が長いからか、
空間づくりを大切にしているお店が多いよう。
本書では空間が美しく、そこで過ごした時間が印象に残る
北海道(おもに札幌)の33店のカフェを紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
31
トップバッターで紹介していたのは東京オリンピックの年にオープンした「オリンピア」さん。ここは窓がない地下にあり、シャンデリアとブランケットライトのタイムスリップ空間だった。藻岩山の麓にある「blanc」さんもお気に入りの一軒。雪に溶け込む外観が美しい。近年札幌では開拓時代を支えた【札幌軟石】の建築物に脚光が集まっている。本書でもリノベされたカフェをいくつか紹介しており、好感度が上がる。そして札幌のカフェを引率する『森彦』さんが手掛けた“純喫茶の復刻”は次回立ち寄ってみよう。2020/05/28
陽子
27
「冬が長い北海道では室内で過ごす時間が長いからか、カフェでは空間作りを大切にしているところが多い」と感じる東京在住の著者。外部の方の評を読んで、「そうなのか」と思った。写真として眺めて見るのに美しいカフェ本。訪れたことのある場所もあったが、行ってみたいカフェは好みもあるので少しだった。開放感があり、落ち着いて居心地の良い空間のカフェは、案外と地方や郊外に多く点在しているかもしれない。こんな風に自由に好きな視点でカフェの写真を撮りながら本を作れたら楽しいだろうなあ、なんて思いながらページをめくった。2020/08/25
マッピー
13
レトロなカフェもモダンなカフェも、とにかくおしゃれ。これはちょっと素人には敷居が高いな。店舗としてのカフェの紹介というよりも、フォトジェニックなカフェの紹介という感じで、全ての写真に説明がついているわけでもないし、人気メニューの写真がなかったり、メニューの値段が一切なかったりと、この本片手にお店を訪れるというよりも、写真集として堪能しました。『ハルテラス・カフェ』のランチがめっちゃ美味しそうなんだけど、値段が書いてないからなあ。お高いよねえ。円山だもんねえ。美味しそうだなあ…。2021/12/12
きのこ
4
出版された札幌のカフェ本はみんな持っているんじゃなかろうか? その中でこの本が1番心に触れてきた。喫茶店という雰囲気のレトロなカフェは昭和どころかもっと前の香りさえする。スタイリッシュなカフェは行ってみたい所も既に行った所も。個性的なカフェのいくつかは草花に文字通り覆われているし。心置きなく出かけて、胃を気にすることなくコーヒーを飲みたいものだ。2020/12/18
チョビ
3
いわゆる昔(といってもせいぜい100年程度でしょうが)の建物の内装をリフォームしてカフェにしたお店紹介。私が最後に札幌に行ってから増殖したらしく、正直「え、こんなところに…」感もありつつも、そこそこ郊外型が多い。「喫茶店の内装とメニューのカフェ感」がお好きな方におすすめ。2021/04/18
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