内容説明
「……気持ちいいっしょ? 初恋の女の子とエッチするの」 童貞だった俺の緊張を解すため、くだけた笑顔を浮かべてくれる幼馴染・司馬沙月。「あたしのことずっと好きだったって気持ち、全部○○から出しきりなよ?」 夢にまで見た初体験。ついにその時が来る。 全身が震え、睾丸の奥から、魂の芯から、気持ちいいのがすべて放たれる。 その様子を沙月は、姉貴分として、親友として、そして恋の相手として、包み込むような親しみ深い笑顔で受け止める。 沙月は――俺が最も信頼し、尊敬している親友、エースストライカーの彼女。そう、世界で一番叶わない片思いの相手。「応援してあげるよ、祐太の『片恋』」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
11
佑太が幼馴染であり、片思いをしてきた親友の彼女・沙月とある日の放課後、関係を結んでしまうことから始まるNTRもの。佑太の気持ちは届かないものの、身体の関係だけは続く。沙月は恐らく彼氏との間では満たされないものを求め、かつ思いを受けられないことをどこか後ろめたく感じている。ある点では二人の気持ちは一致しているものの、それは恋愛としては成就しない。このもどかしさは情交シーンでも活きており佑太が告白しながら沙月と交わるところはなかなか燃える。沙月がキスを拒むなど恋人のために一定の操を守ろうとする姿は好きですね。2020/03/21
ホシナーたかはし
11
「ともはめ」読んでない人向け。一話につき2~3回の合体があるのは良いのですが、ほぼ「ともはめ」と同じ展開。2020/03/19
えすてい
8
幼馴染の彼女には彼氏がいる。しかし、主人公とHする。主人公は彼女とは幼馴染であるものの、片思いを抱いている。彼女は主人公とのHを繰り返す。Hはするけど、キスは禁止だという。キスは彼氏のためにだという。寝取られでもなく、浮気ビッチでもない。ヒロインは清純系美少女である。主人公とはあくまで幼馴染という関係である。主人公とのHで孕ませも拒絶してない。罪悪感とも無縁。どっちが本当の彼氏彼女の関係なのか。不思議な関係が続く。これも、新しい形の「片思い」スタイルなのか。だから「片恋革命」なのかな?2020/03/19
たんかともま
5
片思いであり続けているため、完全にNTRはできていない。キスも最後までできない。主人公に感情移入しても、彼氏側に感情移入しても、妙なしこりが残る点が面白い。あくまで片思いという状態のまま、嫉妬心を昂らせつつ、少しずつ関係は進展していくというのはドラマチックだったし、身体は両思いだから妊娠OKというのもよかった。それだけに、生理が来た報告は最後まで、片思いにさせようという気合いが感じられた。この歯がゆさを快楽と思えれば、本作は楽しめる。また、彼氏兼親友の不器用な真っ直ぐさとサッカーパートも割と楽しく読めた。2020/03/24
せいじ
4
なんだか内容が薄く感じられていまいちな印象だったんだけど、内容がほぼ『トモハメ』と似たようなものだからか。もちろんちゃんと差異はあるし、そういう細かな違いによる良さを感じ取れない自分の感性がにぶいのだというのもあるのだろうけど。2020/03/20