ハヤカワ・ミステリ<br> 最悪の館

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ハヤカワ・ミステリ
最悪の館

  • 著者名:ローリーレーダー=デイ【著】/岩瀬徳子【訳】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 早川書房(2020/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150019549

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内容説明

不眠症に悩まされるイーデンは星空の鑑賞で有名なダークスカイ・パークを訪れる。死んだ夫が生前、結婚記念日に予約していたのだ。だがゲストハウスには別のグループも宿泊することに。そしてその夜、殺人が……ディーヴァー&クリーヴス絶賛のフーダニット!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

72
夫を亡くした主人公は遺品の中から結婚記念日に予約をしているゲストハウスの書類を見つけ出掛けて行くが、手違いから6人の仲間と訪れているグループと共に泊まる事に。序盤はなかなか進まなかったが殺人が起きた辺りから徐々にスピードアップ。お互いが疑心暗鬼になる中、次々と事件が…。今回の主人公はとっても弱い。何かある度にハラハラしてしまう。あまりにもページが進まなくてどうなるかと思ったが、読み終ってみるとサスペンス感があって楽しめた。本は最後まで読んでみて面白いかつまらないかが分かるのだなぁ。2021/01/01

あさうみ

39
ああ、私、こういう本好きだなあ…。自分のトラウマを治すことはできないけど、ゆっくりと折り合いをつけていく。不安定な人間関係の中で生じる事件、そこから生まれる罪と許し。危うく揺れる心理描写とか、好き。アン・クリーヴスが絶賛もよく解る気がする。彼女の作品が好きならハマりそう。明けない夜はないよね。2020/04/05

Nat

38
図書館本。何となく手に取った本だが、まさに誰1人として信じられないフーダニット。みんな怪しく感じられて最後の最後まで誰が犯人かわからなかった。亡き夫の存在が主人公に重くのしかかってきて、読者の私にとっても夫の生前の行動は衝撃的だった。2024/05/14

ばんだねいっぺい

34
 色々な知りたくなかった秘密が明らかになるにつれて、本人にとってはたしかに「最悪の館」。でも、どん底と思える中にも、希望もあってみたいなところが良かった。2020/04/04

本木英朗

33
現代アメリカの女流ミステリ作家のひとりである作者の作品のひとつである。夫を事故で亡くして以来、不眠に悩まれているイーデンは、星空の保護区として有名なダークスカイ・パークを結婚記念日直前に訪れる。生前の夫が予約していたのだ。だがゲストハウスで別のグループと同宿を余儀なくされることに。彼らはマロイという魅力的な男性を中心とした同窓の面々だった。その夜、何者かに彼が殺され、疑心暗鬼に陥る宿泊者たち。そしてイーデンは思いがけないことを指摘される……という話だ。今回もさっぱり分からなかったよ。さすが作者である。→2020/11/11

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