スターツ出版文庫<br> 365日、君にキセキの弥生桜を。

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スターツ出版文庫
365日、君にキセキの弥生桜を。

  • 著者名:櫻井千姫
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • スターツ出版(2020/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784813708780

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内容説明

就活で連敗続きの女子大生・唯。ある日、帰りの電車で眠り込み、桜の海が広がる不思議な『弥生桜』という異次元の町に迷い込んでしまう。さらに驚くことに唯の体は、18歳に戻っていた…。戸惑う唯だが、元の世界に戻れる一年に一度の機会があることを知り、弥生桜で生活することを決める。外の世界に憧れる照佳や、心優しい瀬界たちと、一年中桜が咲く暖かい町で暮らしながら、唯は自分自身を見つけていく。決断の1年が経ち、唯が最終的に選んだ道は…桜舞い散る、奇跡と感動のストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

荒川叶

7
弥生桜の世界、私も行ってみたい。 主人公の恋はどうなるのかな? 弥生桜の世界から出て記憶喪失になった子は今後どうなるのかな? 続編がでたら嬉しいな2020/04/18

Nori

3
読み始めて「きさらぎ駅」を思い出したけど、あとがきによるとやはりモチーフにしたよう。あっちはホラーでこっちはハートフルでだいぶ落差があるけど。不思議な世界に迷い込んだ女性はそこで暮らすことにより生きる力を身に着けていく。基本的にはハッピーエンドなんだけど、子ども二人と永遠に会えなくなった両親のことを考えるとやはり胸は痛くなってしまう。2023/08/23

HASE, Moto

0
就職活動の最終面接で「自分がない人間だ」と突き付けられた帰り道、電車で居眠りをした唯が目覚めると、そこは異世界の町「弥生桜」だった。もとの世界に帰るには、「居場所を持つ力」を得て、1年後に来る電車に乗るしかない。 照佳のキャラクターが一番印象的だった。その行動力や決断力は、「外」の人間に求められるものよりずっと大きい。 悪意を持った登場人物がいないし、テンポよく動いていく1年間の情景は明るい場面が多い。癒やしのある物語だから、1年後の夜の駅の場面が切なく映える。2020/05/30

せいら

0
表紙のイラストと、「自立」というキーワードに引かれて購入。話の構成も設定も面白く、読みやすい文体でした。わたしには主人公に都合が良すぎてしまうように見えてしまったので、少しだけそこが残念だったかも。2020/05/23

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