初老耽美派よろめき美術鑑賞術

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初老耽美派よろめき美術鑑賞術

  • 著者名:高橋明也/冨田章/山下裕二
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 毎日新聞出版(2020/03発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620326153

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内容説明

※電子版に口絵は含まれておりません。

美術館の巡り方・作品の見方から、おっぱいとエロの真剣考察まで。
ゆる~くて限りなく深い!
初老3人が語るアートを楽しむ極意とは?

名画・名作を堪能したい!と思っても、人気の展覧会はどこも激混み。意外に初老のカラダにはきついもの。加えて、いまさら熱心に美術の“お勉強もつらい……。そんなお悩みを解決する1冊。仲良し美術史家3人によるユニット「初老耽美派」が常設展をめぐって楽しみ方を紹介!ベテランたちがたどりついた美術鑑賞の極意とは?読めば、「美術ってこんなに気軽に楽しんでいいんだ!」と目からウロコ。さっそく美術館、博物館に出かけたくなるはずです。

目次

第1章いくつになっても美術館に行きたい!
当たって、うれし恐ろし企画展
三重苦の初老にやさしい常設展
「見るもの」「見ないもの」を決める見るための「武器」、老眼鏡
トイレ探しは「初老」の一大事
忘れ物にご注意
忘れ物より困る「お持ち帰り」とは
語り合いを楽しむか、ひっそりと鑑賞するか
映像は脳みそへ、言葉は忘却の彼方へ

第2章巨大博物館を攻略する
常設展のひそかな楽しみは
40年たっても新発見がある「蔵の深さ」
無事に帰りたかったら、欲張るべからず
日本古代の美はかわいい!?55
国宝と一対一で向き合える贅沢な部屋
日本人は昔むかしからフィギュア好き
水墨画を見るポイントはおもしろいかどうか
再評価される明治の超絶技巧
高村光太郎は明治工芸凋落の根源

第3章にぶった感性を刺激する
日本の近代美術はおもしろい
戦争画からわかる画家の底力
若き日の記憶を刺激する作品
新しい才能に出会い、来し方行く末を想う
会いたい人に会いに行く
初老たちよ、「無駄」を愛せ

第4章おっぱいとエロとエロスの話
おっぱいは美術鑑賞の母!?
全裸はエロか、はたまたエロスか?
性を笑い飛ばす日本のおおらかさ
色気についての初老の主張

第5章アートは結局「好き」「嫌い」
「絶対的名作」の呪縛をぶっとばせ!
眠ってしまった「好き」の感情を掘り起こす
「好き」「嫌い」の感覚を鍛える
ぼくらは応援団にすぎない
溶けていく「初老」の自我
知らないことは財産だ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

152
購入本。偉い美術史家3人による初老からの美術鑑賞指南。老眼も進み、照明を落とした会場では作品を見るのも一苦労。そもそも集中力が続かない…。あーこれはちょっと分かるなぁ。そんな中、解説パネルは読まなくていいという言葉は心強かった。なんか好き、なんか嫌いっていう自分基準で見る。お気に入りの作品に会いに行く。常設展を気軽に楽しむ。美術鑑賞は老化防止にも役立つらしいので、いろいろ参考にしたい。美術史家ならではの小ネタも面白かった。2020/02/12

kawa

30
「見たいものしか見ない」「好き嫌いの感覚をきたえる」「知らないことは財産」。今の美術展企画を担う初老美術史家の鼎談。老中親父の私も実践する、美術展の向かい方をほぼなぞる成り行きで納得感高い。「説明文は読まなくてよい」「戦争画からわかる画家の底力」もいただき、知らなかった作者や蘊蓄も多数でごちそうさん。「美術は役に立たないもの」そういうこと言えるのが初老親父の強みだ。読書も無目的だと言える、私は幸せだと思う。 2020/04/03

ophiuchi

18
ちょっと前から名古屋市美術館の企画展によく行くようになって、常設展もざっと見るようにしている。オーディオガイドは借りないし、解説も適当に読み流しているが、「好き嫌い」を基準にすればいいという3人の話を読んで、勇気づけられた。早く美術館が再開してほしい。2020/05/01

bluemint

16
老人であることを受け入れた頃から美術に目覚め、美術館巡りをしている今日この頃。話題の美術展はやたら混雑しとても疲れる。トイレや照明の問題もあるしね。ここでは初老三人組がこれらの話題や、歳を取ったからこそ見えて来る美術館との付き合い方を、ゆるいバカ話を交えウロウロする。誰に強制されて観る訳でなし「ぼくにわかっていない崇高な何かがこの作品にあるのでは」なんてことも、「そんなのは幻想だ」とスパッと言われて気が楽になる。ただの好き嫌いで良いのだ。オッパイとエロスの話題に1章割いているのも「初老」らしく微笑ましい。2020/03/07

たろ

13
仲が良く年齢も近い美術史家の3人、高橋三菱一号館館長、冨田東京ステーションギャラリー館長、山下明治学院大学教授の対談。といっても全く仰々しくなく、むしろビックリするほどくだらない頁もあって面白い。あぁ、美術作品を見るのに真面目に構えすぎてたなぁと反省、知らなくても堂々としてればよかった。制約なきところにいい表現は生まれず、でも鑑賞者は心を自由に。私も自分のカペさんを見つけたい。「正解がないこと、役に立たないものーそれこそが、美術鑑賞と美術のもっとも尊く、揺るぎない価値」「知らないことは財産」★★★2682020/11/16

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