内容説明
王都に古くから存在する、名門の学び舎――ワインバーズ王立魔術学園。
女子のみが通うそこに、ひとりの少年が訪れた。
彼の名はノア。
表向きとしては、学園の共学化のためのモデルケース。
そして裏の目的は、禁じられた違法魔術に関する、学園長直轄の調査だった！
ノアは問題児な美少女、アーニャとルームメイトとして過ごしながら、違法魔術の調査をすることになる。
だが、彼にはさらに、もうひとつの顔もあり……!?
「僕は触手魔術師なんだ」
「なによ触手魔術師って!? はじめて聞いたんだけどっ！ ていうか、キモい！ うねうねさせんなっ、変態！」
歴史の波と触手はうねり、運命の糸と触手が絡む異色な触手ファンタジー！
※電子書籍には特典として描き下ろしイラスト＆書き下ろしＳＳを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろまる
10
読み友さんの感想から気になったので購入。 極端なまでに触手魔術に思い入れのある主人公ノアが師の頼みで女性ばかりの学園に入学する話。なんというか話の半分以上がノアの触手魔術による登場するヒロイン達に対するセクハラが満載なので、その手の話が好きな人に受けは良さそうなんですが単純に物語そのものとしては、どうしても主人公が学園に来た目的の過程が薄くなってるし主人公自身もイマイチ共感できない。2020/04/05
真白優樹
8
とある国の名門女子高に学園長の招きで仮入学した触手魔術を使う少年が、魔術を使えぬ少女に出会い始まる物語。―――縛って解して乗り越えろ、己の中にある壁を。 触手で女の子を辱めたりマッサージしたり。触手とそれにより解される少女達の描写に力を入れるコメディの色が強い中、自分の中の壁を乗り越えさせる為に手を貸し、更に触手への愛がない敵に真面目にキレて本気を出したりとバトルの熱さも秘めている物語であり、中々に熱くて面白い触手が好きな読者様にはお勧めしたい物語である。果たして少年の今後とは。 次巻も須らく期待である。2020/04/02
ARI
1
このバカバカしさ、嫌いじゃないです(笑) 触手で女の子にえっちなことをしてやるぜ、という部分にすごい熱量を感じる作品。特に、女の子に触手が絡むシーンにおいて、その触手を扱っている主人公の心情というものを一切描かずに、如何にして触手がエロティックなことをして女の子が蕩けているかのみをひたすらに描写する様には匠のこだわりを感じるかのようです。また挿絵に関してもえっちなイラストへの理解度が非常に高い〆鯖コハダ先生が描くえちちなイラストばかりでナイスおっぱいナイス触手と何度言いたくなったことか。 2023/07/26
METHIE
1
積読消化2022/05/28
りのん
1
女子校へ転入した触手魔術師の主人公に、魔法が使えないヒロイン、面白くなりそう要素はあるんですが終わってみれば全体的に中途半端かつ強引な展開が目立つ印象でした。触手ならではのエロネタはありだし、中盤の姉妹対決も熱量があって良い。ただ設定に不自然な点が目立ったり、そもそも主人公に魅力が全く感じられなかったりなど、うーん…。というか最後にオチを持ってくるならともかく触手でシリアスな戦闘シーンってかなり無理がある気がする笑。まあそこは書き方次第なんでしょうけど。2020/03/31
