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内容説明
大台目前、妙齢おひとりさま女子が選んだのは秘湯めぐりだった! 老眼、身体の不調、すぐそこまでやってきている「50代」という名の次なるステージを迎えるために、身体と心をいたわるために秘境の温泉へリトリート! 注目作家によるエッセイコミック!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
63
温泉漫画。絵がとても細かくて丁寧。秘境の湯とのことで、全く知らない温泉ばかりだった。筆者はいろんな温泉を知っているなと驚きました。私もいつけ一人で温泉に行けるぐらいの度胸が出来たら行きたい。自分の中の時折現れる寂しい自分に会うっていう感覚に共感しました。2020/07/07
kum
41
40代最後の秘湯旅。自然豊かなお風呂や美味しいもの、すれ違う人との一期一会を楽しむ一方で、お湯に身を浸しながらぼんやりと、普段ひとりが楽しい自分の心の奥底に本当はさみしい私がいるのかいないのかなどと思いを巡らせたりもする。何がいい悪いではなく、選んだ選ばなかったでもなく、たくさん歩いてここまでやってきた。そんな自分を眺め、これからの変化を思う旅を一緒に味わった気分。2021/07/16
manamuse
33
まだ出版したばっかりなんだ…この人の感覚とか絵も好きかも。10歳差があるのが残念。どの秘湯も知ってるけど行ったのは3つ。こんな風に行った所の絵を描いて残せるっていいなぁ〜。2020/04/13
瀧ながれ
30
秘湯とその宿を楽しむエッセイコミックだけど、あんまり大きなお風呂に魅力を感じないわたしは、お風呂の気持ち良さじゃなくて「49歳」の身体感覚などに興味と共感を覚えた。身体の変化、出産可能な年齢を過ぎての子どもへの視線、親との距離など、この年齢だから感じることがいろいろあるなあと、読みながら改めて思うところがいろいろと…。わたしも一人で遊べるヒトなので、「さみしい」の感じ方にも共感。りんごのグラタン、美味しそうね。2020/05/01
こぺたろう
29
かけ湯くんファンとしては、見過ごせない一冊を発見。秘湯を守る会の宿ばかり出てきて、読み応え抜群でした。ひとり旅や子供のことなど、様々な事に対する著者の思いが、温泉に浸かりながら綴られています。僕は家族旅行も好きですが、ひとり旅も好きなので、結構共感。ひとりでないと味わえないことって、やっぱりあると思うなあ。3年前に行った姥湯温泉が載っていて、嬉しかった^^また行きたい。2020/04/22