内容説明
ノンフィクション、評論、エッセイ、詩など多彩なジャンルの作家が集う短編集です。今回の表紙はフレスコ画家の藤木朗皓氏のフレスコ画を全面に配した、秋らしい装丁です。中面では、ジャーナリズムの山田邦紀(近著『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』) 、教育の小川博久(『遊び保育の実践』『子どもの「居場所」を求めて』)、芝居、脚本の山崎ふら、一宮晴美、ミュージシャンの小林ヨシオ氏らが執筆。様々なジャンルの作家、クリエイターが集い、作品世界を介して文化や人智をリレーしていきます。
目次
COVERs STORY ミルク&ハニー 一つのニューヨーク物語(飯村夏海)
シネマ狂詩曲―語り継ぐ洋画の名作・快作
高らかにヒューマニズムを謳い上げた『我が道を往く』 (山田邦紀)
『鉄道旅とジオラマ・ミニ鉄道』執筆にあたって(巽 彰)
子どもから見られている自覚はあるか(皐 一)
海のように遠い空(小林ヨシオ)
線香守りのリン助(一宮晴美)
地球フレンズ(山崎ふら)
握り寿司と季節のネタの話(尾高とく美)
日本映画感傷往来
全国民が泣いた『二十四の瞳』と元気が出た「社長シリーズ」(吉村久夫)