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内容説明
今、日本のみならず世界中でウイスキーが大ブームとなっています。
どの蒸留所も需要が供給を上回り原酒は底をつき、新興のクラフトウイスキー蒸留所は至るところに作られる。
まさに「黄金の10年」を迎えています。
日本食ブームに乗ってジャパニーズウイスキーの存在が知られると、訪日外国人の目当ては日本酒からウイスキーに変わったり、
これまで寒冷地帯でのみ作られると思われていた中、インドや台湾といった熱い地域でも作られたり、
あるいは最高価格1本2億円で取り引きされるなどビジネス的な側面を備えたりと、
それらすべてはこれまでのウイスキーの概念を覆すものであり、それらはウイスキーの新教養とも言えます。
本書では、黎明期よりウイスキーを日本で広めてきた世界的に知られる評論家・土屋守氏が、
教養として知っておくべき「ウイスキーの歴史」「ビジネス的な側面」」「可能性を広げるクラフトウイスキー」を紹介。
ワインに迫る勢いで拡がりを増し、投資対象としても注目を浴びるウイスキー。
それはビジネスパーソンなら誰もが知っておきたい必須の教養である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
21
喉にグィ! 腹にドスッ❣ まさにスピリッツ;魂の酒であるウイスキー その汲めども尽きない魅力を本書で堪能しました☺ 山崎55年:300万円👀 に予約殺到のニュースありましたね。NHK朝ドラ”マッサン”以来、国産ウイスキー(山崎 余市etc.)が買えなくなっています(;_;) ウイスキーに投資するファンドも登場👀 商品発売までの長い期間の資金繰りがポイントですね(ガマンができるか!?)”(熟成して)最高に旨くなるのは、自分が死んだ後でしょう”...あるブレンダーの言葉が忘れ難い... 2020/11/15
大先生
11
ウイスキー好きにオススメの一冊です。ウイスキーの歴史から最新ウイスキー業界の状況まで広く浅く説明してくれています。また、ウイスキー(マッカラン60年もの)が2億円で落札されるなど、投資対象としても注目されているなどといった話もあります。土屋さんは、都道府県に1つ蒸留所があってもいいと仰っていますが、大賛成です。暑い地域もウイスキー作りできることはカバランが証明してますし。とにかく、日本を世界一のウイスキー大国にしてもらいたい。まあ、私はアイラ好きですし、道東出身なので、厚岸蒸留所を応援しますがね!2020/10/09
Mark X Japan
11
ワインと同じ様にウイスキーも歴史や分類を知るほど,飲みたくなります。人に歴史あり,ウイスキーにも歴史あり。☆:4.02020/09/10
mazda
10
重税に苦しむ人々が、隠す目的でシェリー樽にウイスキー原酒を入れた結果、熟成でお酒がおいしくなることに気づいた奇跡。おいしい非合法ウイスキーとまずい合法ウイスキーの2択で、王様までもが非合法ウイスキーを欲する始末。それほどウイスキーは、人々を魅了してやまないのでしょう。スコッチも紆余曲折ありながら、いろいろな幸運に恵まれて今の地位があるようです。ウイスキーは元々ブレンデッドが主流であり、それを地域別、製造所別にカラーを持たせる戦略も功を奏したのでしょう。ウイスキーは、ロマンがあっていいものです。2023/07/28
スプリント
10
ウイスキー好きです。外でしか飲みませんが部屋でもウイスキーを楽しめるような家に住みたいです。2021/04/04