反日韓国という幻想 - 誤解だらけの日韓関係

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反日韓国という幻想 - 誤解だらけの日韓関係

  • 著者名:澤田克己
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 毎日新聞出版(2020/03発売)
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  • ISBN:9784620326214

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内容説明

○本当は力がない「慰安婦団体」
○韓国人は「徴用工問題」を知らない
○日本のコンテンツが韓国の地上波で流れない「ほんとうの理由」
○『反日種族主義』があえて書かなかった事実 ・・・・・・etc.
「嫌韓」の根拠、「韓国は反日」は本当か?
気鋭のジャーナリストが、「反日神話」の虚構を暴く!

目次

プロローグ: 「ソウル日本大使館前」慰安婦少女像の真実

第1章 文在寅政権は「反日」なのか 『反日種族主義』大ヒットの理由/ 『反日種族主義』に書かれなかったこと/ 「文在寅は北朝鮮に操られている」は本当か/ 「主体思想」になびく韓国の民族派/国防予算を拡大する文在寅政権/なぜ韓国は北朝鮮を敵視しないのか/日米からの自立にかける韓国の「本気度」/文在寅の韓国は「完全に新しい国」/「正しさ」を重視する韓国の政治文化/ 「曹国」スキャンダルはなぜ起きたのか

第2章 日本の気持ちになぜ鈍感なのか
日本製品不買運動の正体/ 「ホワイト国外し」韓国はこう解釈した/ 「ノー安倍ならOK」という勘ちがい/本当は関心が低い「慰安婦問題」/過大評価される「反日」慰安婦団体

第3章 韓国が突きつける挑戦状
徴用工判決の衝撃/歴史認識は外交テーマではなかった/ 「65年体制」に挑戦する韓国/日韓の力関係がついに並んだ/韓国から見た「ポスト冷戦の世界」/なぜ韓国は「正しさ」を重視するのか

第4章 観念論の韓国、経験論の日本
南北統一の「夢」はかなうのか/ 「皮算用」に踊る青瓦台/南北統一に抱く韓国人の本音/ 「失われた20年」の予感におびえる韓国/ジム・ロジャース氏の「予測」をもてはやす理由

第5章 韓国好きの若者と、韓国嫌いの中高年男性
日本の中高生はなぜ「韓国が大好き」なのか/世界中で「韓流」がヒットする理由/韓国に「あこがれる」日本の若者/日本を席巻する「第3次韓流ブーム」の正体/なぜ韓国を「上から目線」で見てしまうのか/ 「嫌韓ネトウヨ」実はこんな人だった/なぜ「嫌中」は盛り上がらないのか

エピローグ:日韓は仲良くする「べき」なのか
安倍首相の祖父が日韓正常化を急いだ理由/日本にとって韓国がより「重要な国」に/日韓が仲良くするメリットはあるか/日本と韓国の「本質的な違い」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

13
購入した時は『反日種族主義』がヒットしていた頃だった。積読にしていたらいつも間にか大統領が代わって日韓関係も変化してしまっていた。過去をふりかえりながら、さっと目を通して読了。2023/07/11

kenitirokikuti

9
韓国では一戸建てよりも集合住宅・タワービルとかの方が不動産として価値が高い、という知識は持っていたが、だから韓国では地上波テレビが日本のようなポジションではない、という知識はなかった。ケーブルテレビなどの普及率が9割以上とのこと。向こうの若い子のネット上のふるまいに謎を感じてたのだが、そういうわけか。2020/04/25

Schunag

7
装丁がダークな「圧」を放っているのは販売戦略か。こういうガワだと、「反日韓国という幻想」という文字列に嫌韓要素は全然ないのに嫌韓本に見えるのが興味深い。中身はフラットでまずは現実を伝えようという冷静な本です。善悪/正誤の判断の前に、まずは事実の把握が必要なはず。2023/05/14

紙狸

6
2020年2月刊行。著者の澤田氏は毎日新聞の記者。ベストセラーとなった李栄薫編著『反日種族主義』を批判的に評している。李氏の政治的立場(反進歩派)があまりに強く反映しているーという批判だ。確かに李承晩大統領のあつかいについては、澤田氏の指摘には一理ある。しかし、李氏の本が貴重なのは、韓国における主流の歴史観、すなわち日本の植民地支配は収奪するだけだったという歴史観に、経済データをもとに異を唱えた点にある。そこはもっと評価してもいいのではないか。2020/03/06

niwa

1
自分たちはこういうときにこう反応するから、相手のあの反応はこういう意味だ、という相手の思考様式や論理を無視した幻想の中で相互不理解が進行していく近年の日韓関係。このような相互不理解は日韓関係だけに見られる特殊状態なのか、それとも日本あるいは韓国の他国との対外関係にも見られるのか?少し言及のあった日中関係、中韓関係との違いがヒントだろうか。個人的には若者間の韓国ブームと「スクールカースト」の関係の説明部分で、スクールカーストに入っていない子どもたちにはブームが及んでないという指摘がおもしろかった。2020/10/18

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