内容説明
日本人にとってもっとも身近な宗教である仏教。しかし、仏教の成り立ち考え方、宗派ごとの特色、有名僧の生涯などの「常識として知っておきたい知識」や、葬祭時のマナーなど、意外と知られていない基本事項も多い。
令和を迎えた今、宗教離れや菩提寺離れなどと言われているが、人間関係のしがらみや、地位・名誉にとらわれない生き方は、じつはお釈迦さまの教えにある。
穏やかに新時代を生きるための「お釈迦さまの智慧」を、図解入りでわかりやすく解説した一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
9
読みやすかったです。なかなか覚えられず、誰が何と区別はまだ出来ませんが、身近にある事の本来の意味が少しわかりました。2020/10/12
うちだ
5
はい、はじめてです。割に日常生活にも溶け込んでいて、お寺を参拝して「癒されるわー」などとほざいているくせに、ほぼ何も知識がない状態では良くないな、と思い読みました。ページの右半分が解説文、左半分が図解という構成で、内容とそのイメージが分かりやすくなっています。個人的には仏像の種類—如来・菩薩・明王などの違いは知っていましたが、より細かい大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来などの違いまでは理解していなかったので、この点について学べたのはとても勉強になりました。2024/10/27
kuro
4
良書。聞いたことはあるが意味がわからなかった単語がわかりやすく解説されている。手元に置いておきたい一冊。2024/04/13
タムーチョ
4
面白かった。特定の神々を信仰していない仏教徒。勿論絶対の聖典もない。だから寛容なのだろうか。 ダイライ・ラマ14世は信仰よりも他者を慈しむ心が必要だという。 懐があまりに深い。2020/07/02
mei
3
前半は仏教の成り立ち、お釈迦様の誕生〜涅槃まで。その後仏教の広がり。後半はお葬式やらお墓の管理、作法の話。個人的には仏教の成り立ちが面白かった。仏教は懐は深いけど、葬式と結びついてしまってやたら宗教色が強くなってしまったんだな〜。もっと日常的にフランクに受け入れられたらいいのに。2020/07/26