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内容説明
15年前、あたしは身体を売っていた。繁華街を彷徨い歩き、「女子高生」という自分の価値を確信するために報酬を得ていた──。でも、それは間違いだったと気づいたから、あたしは今こうして再び、夜の繁華街を歩いている。彼女たちを助けるために……。(第一話 「神待ち天使」より) 制服という【鎧】をまとった少女たちは何を想う── 「夜の繁華街で〈ON SALE〉のメッセージを投げかけ」、「SNSを通じて見知らぬ男の家へあがりこむ」。そして「透明な存在でしかなかった男の心へ欲望のまま踏み込み」、「犯され続ける人生が当たり前になる」──《欲望》《性欲》《報酬》《快楽》《愛情》の狭間でギリギリに生きている彼女たちの現実が、ここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
11
前作を読んでいたので(ゆうてリアルタイムではない)、懐かしくて購入。相変わらずのいい意味での息苦しさがあるなと…2018/06/24
長野秀一郎
6
女子高生たちの性を題材とした連作短篇集。とは言え男性向けのエロティックさはなく、むしろフェミニズム寄りか。一読して感じるのは「意味」の、「解釈」の過剰である。まるで文学研究科の修士・博士のように(自身の)性を言語化したがる。高校生の背伸びとしてもやりすぎでは?むしろそうした解釈を放棄した篇に生々しさを覚える。内容には児童虐待などトピカルなものもあるが、著者の正義感が鼻につく。男性である私にとっては(当事者の女性にとっても?)責められているようでいたたまれない。言いたいことはわかるが評価3としたい。2018/04/06
カラシニコフ
6
前作はだいぶ前、思春期の頃に読んだきりだから「エロかった」というイメージしかない。で本作。色々鼻につく言い回しはあれど、普通に青臭くて破滅的で凄く好き。続刊、出るんですよね。期待してまっせ。 ★★★★☆2018/01/06
ソラ
4
【再読】2018/08/18
pochi
3
15年ぶりのシリーズでしたか。前作は断片的に読んでいましたが、その作風は変っていないという印象です。性を取り巻く社会性は多少変化しましたが(貧困問題がでてきた)、この作品は人間性を描くのが主題なんだと思います。あとがきにもありましたが、少女から離れた年齢になっても普遍性を描けるのはそんなところからだと思います。 2018/01/20
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