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内容説明
『日本書紀』の中には、まだ謎と秘密がいっぱい眠っている! 著者の古代史は、大胆な推理、緻密な分析、ユニークな視点が特徴で、多くのファンに親しまれている。本書は、古代史の入門者に向けて、著者独自の謎解きのノウハウを余すところなく解説した古代史エッセイ。内容は、◎なぜ誰もが蘇我氏の地・飛鳥を懐かしんだのか ◎『古事記』だけ読んでも古代史の謎は解けない ◎武烈天皇の非道と継体天皇の出現 ◎『日本書紀』は何のために書かれたのか? ◎纏向遺跡にも確認された東国の存在感 ◎謎がないと信じられている時代に謎がある ◎聖武天皇がなぜ豹変したのか、自分で仮説を立ててみる ◎表裏一体だった「鬼」と「神」 ◎伊勢神宮や新道は本当に「日本的」なのか ◎『日本書紀』には「聖徳太子」は登場しない ◎神社の伝承に記されたヤマト建国直後の政争と結末 ……など、興味が尽きない話題を通覧する一冊。『古代史は知的冒険』を改題し、再編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさおか つる
11
「『日本書紀』の中に、まだ、謎と秘密はいっぱい眠っていますよ~」そう、お宝ザクザク状態なのだ。誰でも、その宝を手に入れることができる。そして、気前のよい貧乏作家が、謎を解くコツを、伝授しようというのだ。太っ腹にもほどがある!!/どうかひとつ、欺されたと思って、古代史謎解きのヒントを見つけだしてほしい。こんなに興奮する知的作業は、ほかにはない。2020/04/01
fseigojp
7
関史学の復習に、ちょうどよかったが、最初から読むと、トンでも本かと思うだろうなあ2020/02/21
オールド・ボリシェビク
0
古代史の謎もこの人にかかると締めのことになってしまうわけだ。そんなに単純な話ではないとも思うが。2020/04/30
startvalue
0
★★★★2020/04/28