全予測 2020年代の日本 図解・未来の年表

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全予測 2020年代の日本 図解・未来の年表

  • 著者名:河合雅司【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2020/03発売)
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内容説明

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新型コロナウィルス、東京オリンピック……これからの日本はどうなる!?
累計88万部「未来の年表」シリーズ3冊のポイントが、これ1冊で俯瞰的にわかる!
新・人口減少カレンダーも掲載!アップデートされたデータも満載!

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2020年代を迎えた。
米中貿易戦争や英国のEU離脱、あるいは地球の気候変動リスクや感染症リスクに代表される世界的な不確定要素が山積し、これまでになく「未来」への関心が高まっている。
これから日本社会はどう変貌していくのだろうか?

2020年代を一言で語るならば、「人口減少に伴う課題が、いよいよ深刻化する時代」――私にはそう思われる。
残念ながら、日本の少子化は止まらない。2019年、年間出生数は90万人を割り込み、減少スピードは加速している。
一方で、高齢化も進んでいく。街にはお年寄りの姿が目立つようになったが、高齢者の数はまだまだ増え続ける。しかも、その多くは80代以上のひとり暮らしだ。こうしたお年寄りの生活サポートに、各自治体は頭を痛めざるを得なくなるだろう。

そして、2020年代の日本最大の悩みは、勤労世代(20~64歳)の減少だ。あらゆる職種で人手不足が続く。これまで「当たり前」と思い込んできたサービスが享受できないことを思い知らされるに違いない。 こうした不都合な真実から目をそらし、対応を怠るならば、遠からず日本社会は大混乱に陥る。

かくなるうえは、人口減少に耐えうる社会へと日本を作り替えるしかない。過去の常識や成功体験を脇に置いて、新しいやり方を模索しなければならないのである。そのためには、これから何が起こるのかを知る必要がある。

私は、2020年以降にこそ、『未来の年表』シリーズが役立つと考える。ただ、旅のガイドブックとする以上、読みやすいボリュームであることが求められよう。そこで、シリーズの内容をさらにシンプルに再編したのが本書である。本書に込めた思いは3つ。「さらに知る」「もっと深める」「まだ間に合う」だ。

『未来の年表』シリーズを「さらに知る」ことができるよう、極力最新のデータを反映しつつ、「新・人口減少カレンダー」のような新しい内容も盛り込んだ。「もっと深める」とは、シリーズの知識の整理であり、実際に行動するにあたって重要な作業となる。また、仕事や勉強に追われてシリーズをついつい読みそびれたという人も少なくないだろう。だが、本書を読めば、人口減少問題を短時間で理解できる。時間を一挙に取り戻せるのだ。

そして本書の何よりの特長は、活字で描かれたシリーズの内容を視覚的に俯瞰し、体感できることである。納得から体感へと変わる――これがこのたびの大きな狙いである。

目次

巻頭カラー口絵16ページ
未来のパノラマ/庄子家の未来のすごろく/人口で見る日本地図(1960→2045)/的中新聞/未来のSDGs
第1部 「未来の年表」2020
序 新・人口減少カレンダーに寄せて
新・人口減少カレンダー1
2020年 日本人女性の2人に1人が50歳以上になる
2021年 「介護難民」と「介護離職」が大量発生する
2022年 独居世帯が3分の1の「ひとり暮らし社会」元年に
2023年 人件費がピークを迎え、企業の経営を圧迫する
2024年 6人に1人が75歳以上の「超・高齢者大国」に
2027年 がん治療をしてもらえない患者が増える
2030年 銀行、大学、老人ホームが地方から消えゆく
2033年 全国の住宅の4戸に1戸超が「空き家」になる
2042年 高齢者が約4000万人、「日本最大のピンチ」に
2050年 世界的な食料奪い合い戦争に巻き込まれる

第2部 「未来のカタログ」2020
序 暮らしの安全・安心が脅かされる
新・人口減少カレンダー2
2-1 マイホームが「殺人装置」化し、生命の危機に見舞われる
2-2 都会でも、空き家や「所有者不明土地」に住み着いたスズメバチに襲われる
2-3 80代が街に押し寄せ、電車、バス、窓口、売り場が大混乱
2-4 学校の統廃合で部活の数が減り、スポーツ大会が中止になる
2-5 老後の資金を貯められない団塊ジュニアの「ビンボー定年」が増大
2-6 日本企業の半数が後継者のいない「大廃業時代」がやってくる
2-7 「遺産マネー」が都会に流出し、地方銀行が潰れる
2-8 バスや鉄道は廃止、パイロットも不足し、移動もままならなくなる
2-9 先人たちが育てた森林資源が私たちに流木となって襲いかかる
2-10 貧困高齢者が万引きを繰り返し、刑務所が無料介護施設と化す

第3部 「未来の地図帳」2020
序 47都道府県は、維持できない
東京老化マップ
東京:東京都は、高齢者を引き寄せ「二層構造の一極集中化」が起きる
関東:若者は川崎へ、子育て世代は千葉へ。高齢者は介護施設を都外に求める
関西圏:三大都市圏で「ひとり負け」の関西圏。大阪市の人口を下支えするのは外国人
名古屋圏:若者と外国人を呼び寄せる名古屋市。懸念材料は、広すぎる道路
北海道:2035年、高齢者率が約5割の札幌が「北のシルバータウン」に
東北:青森・岩手・秋田の人口激減で、2040年、仙台市は100万都市返上
北陸・甲信越:長野や新潟の村ではすでに、1年間で子供が1人しか生まれていない
中国・四国:人口減少が止まらず、東京都との人口差が、30倍超に開く県とは
九州・沖縄:九州と山口から若い男女を吸い取る福岡市は、「ミニ東京」へ変貌する
限界自治体:2025年、高齢化率50%超えの「限界自治体」が111ヵ所に
おわりに 豊かさの維持と「遊び」を許す努力