講談社文庫<br> 小さな花物語

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講談社文庫
小さな花物語

  • 著者名:立原えりか【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061381407

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内容説明

目にやさしく、口にひびきのよいことばを使って、美しくふしぎな世界をあざやかに描く、立原えりかの短編集。たんぽぽ・ばら・コスモス・ゆきわりそう……四季の花々をテーマに、花のメルヘンが織りなす、素敵なモザイク模様のような「小さな花物語」に、つつましく愛らしい、少年少女のラブストーリー「雪の日のオルゴール」など、4編を加えました。不思議な魅力をたたえた童話集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めめ

3
金木犀の香りに誘われて「モクセイ」の話が読みたくなった。女性の調香師の、切なくて小さな物語。読んでいると、金木犀の香りに包まれる。本のタイトル通り、花にまつわる小さな物語を集めた文庫本。短い童話ばかりだけど、花束のように大きく光る一冊。可愛いらしいばかりではなく、毒を含んでいたり不幸せだったりする物語もある。「けし」では「けしはどんなに好きでも美しくても、愛しんではいけない花」なお話、「さくら」ではゆうれいの軍隊が出てきて切ない。いい香りのする、懐かしい友達みたいな童話集です。2020/10/19

みやび

1
タイトル通り花をテーマにした物語集。全て2ページくらいの短編でメルヘンな話ばかりかと思いきや中には悲しい話だったりちょっと怖めの話もあってそこは予想外だった。しかもけっこう救いようがない結末。でも、そういった話がスパイスになって最後まで飽きることなく読めた。ただ平和なメルヘンがずっと続くより時々ブラックな所があった方がおもしろかった。2019/02/22

鈴音

1
大好きです。色褪せません。

ゆ。

1
可愛い短編のお話がたくさんで読みやすかったです♪ でも可愛いな~と思ってたら夏の最後と秋のはじめが怖すぎてびっくり! そこがまたいいんですけどね~ メルヘンな世界大好きです♥2013/02/14

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