内容説明
イギリスの静かな村、セント・メアリ・ミードで殺人事件が!!しかも現場は牧師館。殺されたのは、村中からきらわれている退役大佐だった。だれもが犯人の可能性がある…この事件は、その後ミステリー界の女探偵として広く知られるようになるミス・マープルの活躍する、記念すべき長編初登場作品である。小学上級から。
著者等紹介
クリスティ,アガサ[クリスティ,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォンシャー州に生まれる。1920年最初の推理小説『スタイルズ荘の怪事件』出版。1926年『アクロイド殺人事件』を発表、ミステリー作家としての確固たる地位をきずく。1976年没
茅野美ど里[チノミドリ]
1954年東京に生まれる。上智大学外国語学部英語科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えめらるど
14
庭いじりやバードウォッチングを兼ねつつ人間観察するマープルさん、記憶力もかなりいいと思います。 話が回りくどい登場人物や文章はやや疲れる。 他のマープル作品も読んでみよう🧶📚2021/08/20
カタコッタ
11
再読。子どもも読める偕成社文庫で読んだ。なかなか洒落た分かりやすい翻訳で面白かった。ミスマープルは私を裏切らないんです。2019/04/26
ひつじ
11
突然アガサ・クリスティが読みたくなって図書館へ。児童書しかなかったのでとりあえずこれを。昔の記憶でマープルさんは素敵おば様のイメージだったんですが、噂好きだったのね。でも賢いや。2016/10/15
六畳リエ
7
ドラマでも有名なミス・マープルシリーズ最初の事件です。小さな村で起きた殺人事件を、お婆ちゃんが身近な物事に例えて解決します。人物名や職業、様々な習慣になじみがないため、途中でワケわからなくなって、人物一覧表を作りながら頭から読み返しました。容疑者だけで7人、何度も出てくる人物が20人以上、噂にのぼる名前も含めるとおよそ40人。それだけの人の言動が、最終的にはパズルのようにピタリとはまるのですから恐るべし。面白かったです。2010/07/15
たつや
3
アガサ・クリスティに急に目覚めて、夢中で読んでますが、地元の図書館には綺麗にハヤカワ文庫が揃ってないので、隣の市の図書館でこちらを借りた。児童向けですが、ミス・マープルの初登場を楽しく読めました。クリスティーは素晴らしいなと心底思う。2024/06/05
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- PRESIDENT 2025.5.16