内容説明
強いものがより強く、大きいものがより大きく――。
アホノミクスはこの国を21世紀版「大日本帝国会社」という名の国策会社にしようとし、その野望は完成しつつある。
庶民にあふれるあきらめと絶望に勇気を与え、安易なファッショに流されないための提言!
もはや近代経済学では危機の予見が不可能な暴走する新資本主義社会において、マルクスの視点を読み込み、アップデートすることで私たちがなすべき答えを導き出す野心作!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のせなーだ
1
国民に全く目を向けない首相の権力がほしいだけ、リーダーの資格のない自覚も、責任感もない政府、オレオレも首相になりたいと偉そうな大臣たちの顔ぶれ。国民生活の無視、人材不足の極み。「適材適所」はコメディー。国民には徹底的に自己責任、自助努力を押し付けるだけ。変えようという強い怒りがない野党と選挙にいかない現状維持の国民の多いこと。長かったアホノミクス支配下で破壊的資本主義の中の奴隷にも批判ができるはずの社会は教育はどこへ。辛い節約は国民だけのもの、税金は痛みなく浪費し続ける権力者たちに経済政策など見えない。2024/06/24