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内容説明
主人公いさなは、元気いっぱいな小学5年生の女の子。
ある日、舌をやけどして保健室に行くと、おっちょこちょいで有名な乙千代子(おつ・ちよこ)先生、通称おっちょこ先生が、なぜかハムスターになっていました!
なんと先生は魔女で、変身魔法に失敗して、自分がハムスターに変身してしまったのです!
先生を元に戻すためには、3日以内に人間に憑いて悪さをする「魔物」を集める必要がある、と言われたいさな。
「そんな魔物なんて、いきなり言われても知らないよ!」と言いますが、
先生に「ほら、あなたの舌にも“猫舌”が憑いているじゃありませんか。」と言われてびっくり!
最近熱いものが食べられなくなったのも、この「魔物」のしわざなの!?
いさなは親友の千種と共に、魔物探しをはじめることになったのですが――。
日常の“こまった”は、全部「魔物」のせい!?
「銭天堂」「十年屋」「魔女犬ボンボン」シリーズなどでおなじみの廣嶋玲子がおくる、新しい魔法のものがたり!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
48
児童書。花丸小学校の保険室の先生は乙千代子(おつちよこ)先生。少しおっちょこちょいな先生は「おっちょこ先生」と呼ばれている。松谷いさなは、勉強は苦手だけど運動は得意で元気な女の子。いさなが保健室に行くと、変身魔法に失敗してハムスターになってしまったおっちょこ先生がいた。先生は魔女だった。先生に見込まれたいさはな、魔物を捕まえて魔気(まき)を集め、先生の姿を元に戻す手伝いをすることになる。友達の千種(ちぐさ)にも協力もらい、ふたりで魔物の捕獲に走り回る。▽面白かった。シリーズ続くぽいけどどうかな。2020/06/25
chiaki
44
保健室の乙千代子(おっちょこ)先生は、実は魔女。そのあだ名ゆえにとてもおっちょこちょいで、失敗して自らハムスターに変身しまう始末。俊足いさなと秀才千種はその変身の魔法を解き、おっちょこ先生を救うため、日常に潜む魔物を捕らえ、魔気を集める。肝心なときに間抜けすぎるおっちょこ先生に、ちょっと苛立ちも。笑 ともあれ、面白いです♪日常の不運にも、こんなかわいいモンスターが取り憑いてると思えばちょっと許せちゃうかも。2021/06/10
みつばちい
23
廣嶋玲子さんなので読んだ。おっちょこちょいだけど怪我や体調不良が治るキャンディをくれる保健室のおっちょこ先生。ある日舌を火傷して保健室に行ったいさなは、先生がハムスターに変身してるのを見てしまいます。先生はおっちょこちょい魔女で、魔法失敗してしまい、いさなに力を借りでハムスターから戻ろうと言うのです。友達に手伝ってもらい、魔物が見える眼鏡で探した魔物の名前を言い当て、その魔気を手に入れることに・・ 魔物の名前が閑古鳥だったり、猫舌という猫だったり駄洒落めいてて楽しいが、その意味を子どもが知ってるといいな。2020/05/14
*ふうか*
6
webにて読了。面白かった。2020/12/19
雨巫女。@新潮部
6
《私-図書館》保健室の先生は、魔女でした。それが、すごいおっちょこちょい。生徒に救われながら、問題も解決していく。2017/06/09